Stochastic Oscillator
Stochastic Oscillator
20・80の領域と2本の線の交差を読み、価格の高値・安値と合わせて、押し目・戻り・見送りのタイミングを整理します。
領域を見る → 交差を見る → 価格で確かめる
%K %D
領域への到達だけで売買を決めず、価格と合わせて読みます。
水色の%Kは20・80のどこにある?高い側・低い側への偏りと、そこから戻る動きを読みます。
赤紫の%Dと上下が入れ替わった?%Kが%Dを上抜く/下抜く動きを、次に価格を見るきっかけにします。
価格の節目も同じ方向へ動いた?価格の高値・安値を確認して、入る・待つ・持つ・出るを選びます。
MT4・MT5の表示を確認する
価格チャート下の別ウィンドウに、水色の%Kと赤紫の%Dを表示します。目盛りは0〜100で、20と80に灰色の点線があります。
画面を原寸で詳しく見る
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掲載例:EURUSD・1分足。お使いの銘柄、時間足、背景色、表示範囲によって画面は変わります。
30秒で分かる読み方
何を測る指標なのか
ストキャスティクスは、一定期間の高値・安値の範囲に対し、終値がどのあたりにあるかを読む指標です。価格そのものの高低ではなく、直近の範囲内での位置に注目します。
%Kの動きをならした線と比べる → %D
20・80の役割
低い側・高い側へ偏った領域を見分けます。20より下からの戻り、80より上からの戻りを、価格を点検するきっかけにします。
交差の役割
%Kが%Dの下から上へ移るのが上抜け、上から下へ移るのが下抜けです。どちらの線が動いたかを取り違えず、領域と組み合わせて読みます。
価格の方向も確認
高値・安値の更新が続くならトレンド候補、上下端の間を往復するならレンジ候補として読み分けます。指標だけで相場状態を確定しません。
一般的には、レンジの端から戻る動きや、トレンド中の押し目・戻りの観察に使います。強い上昇・下降が続く場面では、高い側・低い側にとどまることがあります。値幅の大きさや損切りまでの距離は、この数値とは別に確認します。
トレード判断に使う6つの場面
以下は、確定した足と実際の価格を組み合わせる使い方の例です。「指標 → 価格で確認 → 行動 → 当てはまらない条件」の順に読みます。
レンジ下端からの戻りを探す
- 指標
- %Kが20より下から上へ戻り、%Dを上抜く。
- 価格
- 価格がレンジ下端を保ち、反発後の小さな高値を上抜く。
- 検討
- 下端での反発を確認して買いを検討。
- 除外条件
- 価格が下端を割る、または%Kだけが戻って価格は安値を更新する。
レンジ上端からの戻りを探す
- 指標
- %Kが80より上から下へ戻り、%Dを下抜く。
- 価格
- 価格がレンジ上端を超えられず、反落後の小さな安値を下抜く。
- 検討
- 上端での反落を確認して売りを検討。
- 除外条件
- 価格が上端を突破する、または価格の下抜けを確認できない。
トレンド方向へ再開を待つ
- 指標
- 上昇中は低下していた%Kの%D上抜け。下降中は上昇していた%Kの%D下抜け。
- 価格
- 上昇中は押し目安値が守られ高値突破、下降中は戻り高値が守られ安値割れ。
- 検討
- トレンドと同方向の取引を検討。20・80到達をこの場面の必須条件にはしない。
- 除外条件
- 価格の高値・安値の並びが崩れた、またはトレンド方向を決められない。
高い・低いだけで逆張りしない
- 指標
- %Kが80より上/20より下にとどまる、または短い間隔で交差を繰り返す。
- 価格
- 高値・安値の更新が続く、または取引方向の節目突破がない。
- 検討
- 領域への到達だけを理由に反対売買をせず、価格の変化を待つ。
- 除外条件
- 価格の構造と指標の戻りがそろったら、該当する場面で判断し直す。
価格の根拠が続くかを点検
- 指標
- 買いなら%Kの%D下抜け、売りなら上抜けを点検のきっかけにする。
- 価格
- 買いの押し目安値、売りの戻り高値が保たれているか。
- 検討
- 価格の根拠が続けば保有継続を検討。交差だけで判断を完結させない。
- 除外条件
- 事前に決めた撤退価格に達した、または価格の方向が崩れた。
失速と価格の崩れを分ける
- 指標
- 買い保有なら80より上からの戻りや%D下抜け。売り保有は逆。
- 価格
- 目標や支持・抵抗への到達、買いなら高値更新の失敗・安値割れを確認。
- 検討
- 失速なら利益確定・縮小、取引の根拠が崩れたら損切り・手仕舞いを検討。
- 除外条件
- 指標だけの反転で価格の根拠が続く場合は、保有条件も合わせて点検。
実際の判断手順
価格から局面を選ぶ
まず第1章の価格チャートを見て、高値・安値の更新が続くか、上下端の間を往復しているかを確認します。レンジ下端の反発を狙うなら、下端の価格を先に決めます。
%Kの領域と%Dとの交差を見る
買いのレンジ例では、%Kが20より下から上へ戻ることと、%Dを上抜くことを確認します。指標内の2条件は同じ値動きに関係するため、独立した証拠が2倍になったとは考えません。
価格の反発を確定足で確認する
レンジ下端が守られ、反発後の小さな高値を価格が上抜いたかを確認します。価格が安値を更新したままなら買いを見送ります。売りの例は上下を逆に読みます。
出口と取引量を決めてから入る
買いならレンジ下端割れなど、根拠が崩れる位置を損切り候補にします。利確候補との距離、スプレッドと許容損失を確認し、条件が合わなければ取引しません。
入る前に決めること
損切り価格、利益確定候補、許容損失、取引量を先に決めます。ストキャスティクスの20・80は価格ではありません。損切りまでの実際の値幅は価格チャートで確認してください。
建てたあとの選び方
根拠が続けば保有継続を検討します。反対の兆候が出たら利益確定・縮小、事前の無効条件に達したら損切り・手仕舞いを検討します。保有方向が逆なら、上昇と下降の条件を入れ替えて読みます。
導入と同梱物の確認
| ファイル | 使う場所・用途 |
|---|---|
| MT4用インジケータ本体(.ex4) | 本製品のMT4用ファイルです。同梱された名前のまま使います。 |
| MT5用インジケータ本体(.ex5) | 本製品のMT5用ファイルです。MT4には読み込めません。 |
| ライセンスファイル(.lic) | 同梱されたファイル名のまま使用します。改名・編集しないでください。 |
| 本製品の取扱説明 | 表示の読み方、導入、設定、ライセンスの復旧手順を確認します。 |
圧縮されたファイル一式は先に展開してください。複数の本体が含まれる場合は、お使いの端末に合う1本を選びます。
端末のデータフォルダを開く
使用する MT4 / MT5 の「ファイル」→「データフォルダを開く」を選びます。複数の端末がある場合は、実際に使う端末から開いてください。
本体とライセンスを分けて配置する
MT4:本体を MQL4 / Indicators、ライセンスを MQL4 / Files へ。MT5:本体を MQL5 / Indicators、ライセンスを MQL5 / Files へ置きます。Indicators の中に .lic を置かないでください。
ナビゲータからチャートへ載せる
ナビゲータのインジケータ一覧を更新し、本製品を使いたい銘柄・時間足のチャートに載せます。一覧へ出ない場合は端末を再起動してください。
表示とライセンスを確認する
端末が口座へ接続され、価格データが届いていることを確認します。表示までに新しい足が必要な場合があります。赤い3行が出たら第8章の手順で対処します。
設定項目
入力は6項目です。各見出しは設定画面の項目名で、その下に日本語の説明を載せています。設定画面の項目名はMT4・MT5で共通です。
%K Period (bars)
%Kの期間
- 初期値
- 5
- 使い方
- 価格の位置を読む期間です。まず初期設定で表示と使い方を確認します。
%D Period (bars)
%Dの期間
- 初期値
- 3
- 使い方
- シグナル線の期間です。%Kの期間とは別の項目です。
Slowing Period (bars)
平滑期間
- 初期値
- 3
- 使い方
- %Kの動きをならすための期間です。
%K Line Color
%Kの色
- 初期色
- 水色
- 使い方
- 本線を識別する色です。%Dと区別しやすい色を使います。
%D Line Color
%Dの色
- 初期色
- 赤紫
- 使い方
- シグナル線の色です。売り・買いに応じて自動で変色する線ではありません。
Line Width
線の太さ
- 初期値
- 2
- 用途
- 表示の調整
- 使い方
- 線が背景と区別しやすくなるよう調整します。数値の読み方とは別の設定です。
20・80の水準線を変更する入力はありません。期間を変えた場合は、初期設定と同じ交差やタイミングになるとは限らないため、画面を確認してから使ってください。
ライセンス表示と復旧
ライセンスが通らないときは、別ウィンドウではなく主チャート左上に赤い3行が出ます。理由に応じて対処し、載せ直して表示を確認します。
| 行 | 確認する内容 |
|---|---|
| 1行目 | 本製品の英語名:Stochastic Oscillator |
| 2行目 | 認証できない理由を表す英文 |
| 3行目 | 判定名と、製品が読み込むライセンスのファイル名 |
理由から対処を選ぶ
| 表示の意味 | 対処 |
|---|---|
| 有効期限切れ(reason: EXPIRED) | 有効期限を確認し、更新されたライセンスを用意します。 |
| 別製品のライセンス(reason: PRODUCT_NOT_LICENSED) | 本製品の利用権が含まれるライセンスを使用します。 |
| その他の認証エラー | 表示された理由を読み、同梱名のまま正しい場所へ配置したか、対象口座などの利用条件が合っているかを確認します。 |
理由の表示はこの表の例だけではありません。解決しない場合は、購入元が案内する窓口へ製品名と判定名を伝えてください。
稼働中に止まったときの復旧
理由を直す
稼働中に失効すると、数本の新しい足のうちに2本の線が消えます。表示された理由に応じて正しいライセンスを用意してください。
本製品を再初期化する
ライセンスファイルを元に戻すだけでは復帰しません。本製品を外して載せ直すか、時間足を切り替えます。元の時間足で使う場合は、切替後に元へ戻します。
表示を確認する
価格が配信され、認証が通った状態で線が戻ることを確認します。戻らない場合は主チャート左上の理由を確認してください。
困ったとき・利用上の注意
何も表示されない
端末の口座接続、価格配信、履歴データ、本体の拡張子、ライセンスの配置先を順に確認します。必要なデータがそろうまで待ち、赤い表示があれば第8章へ進んでください。すでに拒否されていた場合は、原因を直したあと再初期化が必要です。
左端に線がない・片方だけ短い
最も古い側は描画対象外です。初期設定では%Kの8本、%Dの11本に線が出ません。シグナル線の開始が後になるのは表示の仕様です。新しい側まで何も出ない場合は、価格配信と第8章のライセンス表示を確認します。
MT4とMT5の画面を見比べたい
同じ銘柄・時間足・入力値・表示範囲で見比べます。両版とも0〜100の目盛り、2本の線、20・80の点線を読む構成です。配信される価格履歴が違えば、同じ日時でも値や交差位置が異なることがあります。
他の当社製品と一緒に使いたい
同じ主チャートに他の当社製品を載せられます。本製品を外しても他製品の表示は削除しません。ただし、描画が同じ場所で重なって読みにくくなることはあります。必要なら別チャートで見比べてください。
利用上の注意
- 形成中の足の表示は変わります。ここでの判断例は確定した足で読みます。
- 価格の動きは確約されません。例をそのまま売買ルールとせず、銘柄・時間足・スプレッド・資金管理と合わせて使ってください。
- 本製品に注文の実行機能や通知機能はありません。最終的な売買判断と注文操作はお客様が行います。
- 20より下・80より上は、それだけで反転する合図ではありません。価格がトレンドを続ける場面と、レンジの端から戻る場面を分けて使ってください。
技術情報・仕様詳細
計算の考え方と表示の仕様
描画する系列は%Kと%Dの2本です。計算用の系列が別に2本あり、画面に出る線は合計2本です。目盛りは0〜100固定、水準線は20・80の灰色点線です。
初期設定の%K期間は5、%D期間は3、平滑期間は3です。最も古い側の描画対象外は、%Kが「%K期間+平滑期間」、%Dが「%K期間+平滑期間+%D期間」で、初期設定では8本・11本です。
データウィンドウでは、本線の見出しは Stochastic Oscillator(5,3,3)、シグナル線は Signal です。初期の線色は%Kが #00FFFF、%Dが #FF00FF、水準線が #808080 です。通知機能はありません。
一般的な読み方の参考
一般的な計算の考え方と読み方:MetaQuotes「Stochastic Oscillator」。本ページでは、期間内の価格の位置・領域からの戻り・交差を、価格の節目と組み合わせて使う例にしています。
本ページの判断場面は、製品の計算・表示を取引判断へ結び付けるための例です。参照先の別サービスの設定や配色を、本製品の仕様として扱っていません。
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