SMA-Based Triple Fibonacci ATR Bands
SMA-Based Triple Fibonacci ATR Bands
移動平均を中心に、ATRに応じて幅が変わる3組のバンドを表示します。価格が中心からどれだけ離れているかと、値幅の広がりを同時に確認できます。
中心からの距離と、バンドの広がりを見る
模式図です。上下3組は同じATRを倍率を変えて使います。
位置価格が中心・内側・外側のどこにあるか。
幅バンドが広がっているか、狭まっているか。
価格確認到達しただけで逆張りせず、高値・安値を見る。
MT4・MT5の表示を確認する
主チャートに7本の線を表示します。灰色の点線が中央、その上下に水色・赤紫・黄色のバンドが並びます。別ウィンドウは作りません。掲載例は1時間足です。
画面を原寸で詳しく見る
画面を原寸で詳しく見る
掲載例:EURUSD・1時間足(H1)。お使いの銘柄、時間足、背景色、表示範囲によって画面は変わります。
30秒で分かる読み方
終値の平均と、ATRで測る値幅を組み合わせる
中央は終値の単純移動平均(SMA)です。その上下へATRの1.618倍・2.618倍・4.236倍を加減してバンドを描きます。幅は一定のpips数ではなく、ATRの変化で広がったり狭まったりします。
価格の位置
中心より上か下か、どのバンド付近にいるかを見ます。
値幅の変化
バンドの広がりは方向ではなくATRの大きさを表します。
複数の距離目安
3組は独立した3つの予測ではありません。同じATRから計算する距離です。
トレード判断に使う6つの場面
以下は、確定した足と実際の価格を組み合わせる使い方の例です。「指標 → 価格で確認 → 行動 → 当てはまらない条件」の順に読みます。
中心の上で押し目を確認
- 指標
- 中央線が上向きで、価格が中心の上側にある。
- 価格
- 押し安値を維持し、戻り高値を越える。
- 検討
- 上昇継続の条件とリスクを確認。
- 除外条件
- バンドが広がっただけで買う。
中心の下で戻りを確認
- 指標
- 中央線が下向きで、価格が中心の下側にある。
- 価格
- 戻り高値を越えず、直近安値を割る。
- 検討
- 下降継続の条件とリスクを確認。
- 除外条件
- 下側の黄色に触れただけで売る。
幅が狭く方向が定まらない
- 指標
- バンド幅が狭まり、中央線も横ばい。
- 価格
- 高値・安値が小さな範囲で往復する。
- 検討
- 価格の方向が確認できるまで待つ。
- 除外条件
- 狭まったので必ず上へ抜けると考える。
同じ側を進む流れを確認
- 指標
- 価格が中心の同じ側で推移する。
- 価格
- 保有方向の高値・安値更新が続く。
- 検討
- 当初の保有条件と照合する。
- 除外条件
- 外側バンドへ届けば必ず反転すると考える。
中心から離れた後に失速
- 指標
- 価格が外側バンド付近にある。
- 価格
- 事前目標への到達や更新の失敗を確認。
- 検討
- 利確・縮小の条件を検討する。
- 除外条件
- 黄色のバンドを必ず届く目標とする。
価格の根拠が失われた
- 指標
- 中心との位置関係が変わる。
- 価格
- 事前の撤退水準を破る。
- 検討
- 計画どおりの撤退を優先する。
- 除外条件
- バンドが動くたびに許容損失を広げる。
実際の判断手順
中央と3組を識別する
灰の点線から、水色・赤紫・黄色の順で上下の対を見ます。
方向と幅を分けて読む
中央の傾きと価格の位置を確認し、幅の拡大を方向そのものと混同しません。
価格条件を確認する
直近高値・安値、支持・抵抗とバンドの位置関係を比べます。
目標と撤退を事前に決める
バンドへの到達だけで売買せず、条件がそろわなければ見送ります。
入る前に決めること
バンドは価格の限界ではありません。変動する線とは別に、許容損失と撤退の条件を先に決めます。
建てたあとの選び方
目標への到達、価格の失速、保有根拠の崩れを優先して、保有・縮小・手仕舞いを判断します。
導入と同梱物の確認
| ファイル | 使う場所・用途 |
|---|---|
| MT4用インジケータ本体(.ex4) | 本製品のMT4用ファイルです。同梱された名前のまま使います。 |
| MT5用インジケータ本体(.ex5) | 本製品のMT5用ファイルです。MT4には読み込めません。 |
| ライセンスファイル(.lic) | 同梱されたファイル名のまま使用します。改名・編集しないでください。 |
| 本製品の取扱説明 | 表示の読み方、導入、設定、ライセンスの復旧手順を確認します。 |
圧縮されたファイル一式は先に展開してください。複数の本体が含まれる場合は、お使いの端末に合う1本を選びます。
端末のデータフォルダを開く
使用する MT4 / MT5 の「ファイル」→「データフォルダを開く」を選びます。複数の端末がある場合は、実際に使う端末から開いてください。
本体とライセンスを分けて配置する
MT4:本体を MQL4 / Indicators、ライセンスを MQL4 / Files へ。MT5:本体を MQL5 / Indicators、ライセンスを MQL5 / Files へ置きます。Indicators の中に .lic を置かないでください。
ナビゲータからチャートへ載せる
ナビゲータのインジケータ一覧を更新し、本製品を使いたい銘柄・時間足のチャートに載せます。一覧へ出ない場合は端末を再起動してください。
表示とライセンスを確認する
端末が口座へ接続され、価格データが届いていることを確認します。表示までに新しい足が必要な場合があります。赤い3行が出たら第8章の手順で対処します。
設定項目
入力は整数の3項目です。MT4・MT5で項目名は共通です。
計算と基準位置を変える設定
Bands Period (bars)
- 初期値
- 20
- 使い方
- 中央の単純移動平均の期間です。0以下では計算しません。
Bands Shift (bars)
- 初期値
- 0
- 使い方
- 中央の移動平均のシフト指定です。ATRの計算対象の足を同じだけずらす設定ではありません。まず0を基準に使ってください。
ATR Period (bars)
- 初期値
- 20
- 使い方
- 上下の幅を決めるATRの期間です。0以下では計算しません。
バンド倍率1.618・2.618・4.236を変更する入力項目はありません。掲載画像では中央が灰色点線、内側が水色、中間が赤紫、外側が黄色です。外側の線幅は2です。
ライセンス表示と復旧
ライセンスが通らないときは、主チャート左上に赤い3行が出ます。理由に応じて対処し、載せ直して表示を確認します。
| 行 | 確認する内容 |
|---|---|
| 1行目 | 本製品の英語名:SMA-Based Triple Fibonacci ATR Bands |
| 2行目 | 認証できない理由を表す英文 |
| 3行目 | 判定名と、製品が読み込むライセンスのファイル名 |
理由から対処を選ぶ
| 表示の意味 | 対処 |
|---|---|
| 有効期限切れ(reason: EXPIRED) | 有効期限を確認し、更新されたライセンスを用意します。 |
| 別製品のライセンス(reason: PRODUCT_NOT_LICENSED) | 本製品の利用権が含まれるライセンスを使用します。 |
| その他の認証エラー | 表示された理由を読み、同梱名のまま正しい場所へ配置したか、対象口座などの利用条件が合っているかを確認します。 |
理由の表示はこの表の例だけではありません。解決しない場合は、購入元が案内する窓口へ製品名と判定名を伝えてください。
稼働中に止まったときの復旧
理由を直す
稼働中に認証が失効すると、数本の足が進む間に本製品の描画が消えます。表示された理由に応じて正しいライセンスを用意してください。
本製品を再初期化する
ライセンスファイルを元に戻すだけでは復帰しません。本製品を外して載せ直すか、時間足を切り替えます。元の時間足で使う場合は、切替後に元へ戻します。
表示を確認する
価格が配信され、認証が通った状態で本製品の表示が戻ることを確認します。戻らない場合は主チャート左上の理由を確認してください。
困ったとき・利用上の注意
何も表示されない
端末の口座接続、価格配信、履歴データ、本体の拡張子、ライセンスの配置先を順に確認します。必要なデータがそろうまで待ち、赤い表示があれば第8章へ進んでください。すでに拒否されていた場合は、原因を直したあと再初期化が必要です。
線が重なる・外側バンドが見えない
値幅が小さいと上下の線が近づきます。原寸表示やチャートの拡大で色の対を確認してください。外側が画面から出る場合は縦方向の価格範囲を広げます。
Bands Period (bars)とATR Period (bars)は正の整数にします。長い方の期間より多い履歴が必要です。初期の古い部分に線がないことは、直近の表示不良とは別です。
MT4とMT5の画面を見比べたい
銘柄・1時間足(H1)などの時間足・3つの入力値・表示本数・価格範囲をそろえて比較します。色の対と中央線の位置を見比べてください。
他の当社製品と一緒に使いたい
同じ主チャートに他の当社製品を載せられます。本製品を外しても他製品の表示は削除しません。ただし、描画が同じ場所で重なって読みにくくなることはあります。必要なら別チャートで見比べてください。
利用上の注意
- 形成中の足では中央線とATRが変わり、バンドも動きます。確定足と区別してください。
- 価格の動きは確約されません。例をそのまま売買ルールとせず、銘柄・時間足・スプレッド・資金管理と合わせて使ってください。
- 本製品に注文の実行機能や通知機能はありません。最終的な売買判断と注文操作はお客様が行います。
- バンドへの接触や逸脱は売買の指示ではなく、到達後の反転を保証するものではありません。
技術情報・仕様詳細
計算の考え方と表示の仕様
中央はBands Period (bars)期間の終値SMAで、Bands Shift (bars)を指定します。ATRはATR Period (bars)期間の値をその足で計算し、中央へ1.618・2.618・4.236倍を加減します。合計7本を描きます。
Bands Period (bars)またはATR Period (bars)が0以下なら計算しません。履歴本数が両期間の大きい方以下でも計算しません。表示開始位置は、両期間の大きい方−1+Bands Shift (bars)を0以上にした値です。
一般的な読み方の参考
バンドは平均からの距離と値幅を整理する道具です。幅の拡大を上昇と同一視せず、価格の方向・高値安値・リスクを分けて読みます。
本ページの判断場面は、製品の計算・表示を取引判断へ結び付けるための例です。色や交差だけで売買を確定せず、価格条件とリスクを確認してください。
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