SMA-Based Keltner ATR Channel
SMA-Based Keltner ATR Channel
終値の単純移動平均とATRから、価格チャートに上下2本のバンドを描きます。価格の位置・バンドの傾き・幅を見比べ、突破と往復を区別する補助に使います。
価格の位置 + バンドの傾き + 幅を見る
計算の中心はSMAですが、中央線そのものは描きません。上・下は初期値の正の倍率の場合です。
価格がどこにいるか上下バンドの内側か外側かを、確定した価格足で確認します。
傾きと幅を分ける2本が上向くか下向くか、幅が広がるか狭まるかを別に読みます。
突破か往復かで行動を変える外側への定着なら追随候補。内側に戻るなら見送りや出口を検討します。
MT4・MT5の表示を確認する
価格チャート上の橙の上側バンドと、黄緑の下側バンドを確認します。別ウィンドウや中央線は作りません。掲載例は初期設定の正のATR倍率です。
画面を原寸で詳しく見る
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掲載例:EURUSD・1分足。お使いの銘柄、時間足、背景色、表示範囲によって画面は変わります。
30秒で分かる読み方
平均価格から、ATRの幅を取る
終値の単純移動平均(SMA)を中心に、平均的な値動きの大きさを表すATRで幅を取ります。SMAとATRには同じ期間を使います。
下側バンド = 終値のSMA − ATR × 3.75
初期設定:どちらの期間も50本
位置:どちら側にいるか
上側に寄るか、下側に寄るか、バンドの外側かを見ます。外側の終値は追随の候補になりますが、その後内側へ戻ることもあります。
傾き:どちらへ動くか
2本の傾きと価格の高値・安値を合わせます。片側だけが動く場合は、中心の変化と幅の変化が重なっている可能性があります。
幅:どれだけ広がるか
正の倍率なら上下の幅はATR×倍率×2です。広がりは値動きの拡大を表しますが、価格の上昇か下降かまでは示しません。
トレード判断に使う6つの場面
以下は、確定した足と実際の価格を組み合わせる使い方の例です。「指標 → 価格で確認 → 行動 → 当てはまらない条件」の順に読みます。
上方突破への追随候補
- 指標
- 2本が上向き、価格が上側バンドの外へ進む。
- 価格
- 安値を切り上げ、上側の外で足が確定する。
- 検討
- 内側へ戻らないかを確認して買いを検討。
- 除外条件
- ヒゲだけの突破、直後にバンド内へ戻る。
下方突破への追随候補
- 指標
- 2本が下向き、価格が下側バンドの外へ進む。
- 価格
- 高値を切り下げ、下側の外で足が確定する。
- 検討
- 戻りが止まるかを確認して売りを検討。
- 除外条件
- 下側への接触だけ、直後にバンド内へ戻る。
狭い幅からの拡大を見る
- 指標
- バンド幅が狭い状態から広がり始める。
- 価格
- 持ち合いの高値・安値をどちらへ抜けるかを確認。
- 検討
- 抜けた方向の準備。幅の拡大だけでは発注しない。
- 除外条件
- 上下双方へ振れる、価格の突破が未確認。
内側を往復する
- 指標
- バンドが横向きで、価格が内側を行き来する。
- 価格
- 高値・安値の更新方向がそろわない。
- 検討
- 追随を待ち、範囲の突破か反転の価格条件を待つ。
- 除外条件
- バンド接触を自動的な逆張り条件にしない。
取引方向の流れを確認
- 指標
- 買いなら上向き・上側寄り、売りなら下向き・下側寄り。
- 価格
- 保有方向へ価格が更新し、事前の節目を守る。
- 検討
- 価格の根拠が続けば保有継続を検討。
- 除外条件
- バンド内でも損切り条件到達なら先延ばししない。
バンド内への戻りを点検
- 指標
- 突破後に価格がバンド内へ戻る、傾きが弱まる。
- 価格
- 目標到達や価格更新失敗、根拠の節目割れ。
- 検討
- 利益確定・縮小を検討。損切りは事前の価格条件で。
- 除外条件
- 内側への1回の戻りだけで反対売買をしない。
実際の判断手順
初期値から確認する
MA Period (bars)=50、ATR Multiplier=3.75を確認します。違う設定のバンドと比較するときは先に条件をそろえます。
位置・傾き・幅を分ける
価格が上側へ寄っていても、幅だけが拡大しているのか、上下2本が上向いているのかを区別します。
確定足と高値・安値で確認
買いの例なら上側バンドの外での確定と、価格の安値切り上げを確認します。売りの例は下側と高値切り下げを見ます。
無効条件と出口を決める
突破が失敗したと判断する価格、押し目安値や戻り高値などの損切り位置、利益確定候補を決めてから注文します。
入る前に決めること
バンド幅は許容損失額ではありません。損切り価格までの距離と許容損失から取引量を決め、ATRが広がったからといって損切りを後から無制限に遠ざけません。
建てたあとの選び方
保有方向への価格更新を確認します。バンド内への戻りや傾きの変化は点検のきっかけとし、利確・縮小・手仕舞いは事前の価格条件と合わせて選びます。
導入と同梱物の確認
| ファイル | 使う場所・用途 |
|---|---|
| MT4用インジケータ本体(.ex4) | 本製品のMT4用ファイルです。同梱された名前のまま使います。 |
| MT5用インジケータ本体(.ex5) | 本製品のMT5用ファイルです。MT4には読み込めません。 |
| ライセンスファイル(.lic) | 同梱されたファイル名のまま使用します。改名・編集しないでください。 |
| 本製品の取扱説明 | 表示の読み方、導入、設定、ライセンスの復旧手順を確認します。 |
圧縮されたファイル一式は先に展開してください。複数の本体が含まれる場合は、お使いの端末に合う1本を選びます。
端末のデータフォルダを開く
使用する MT4 / MT5 の「ファイル」→「データフォルダを開く」を選びます。複数の端末がある場合は、実際に使う端末から開いてください。
本体とライセンスを分けて配置する
MT4:本体を MQL4 / Indicators、ライセンスを MQL4 / Files へ。MT5:本体を MQL5 / Indicators、ライセンスを MQL5 / Files へ置きます。Indicators の中に .lic を置かないでください。
ナビゲータからチャートへ載せる
ナビゲータのインジケータ一覧を更新し、本製品を使いたい銘柄・時間足のチャートに載せます。一覧へ出ない場合は端末を再起動してください。
表示とライセンスを確認する
端末が口座へ接続され、価格データが届いていることを確認します。表示までに新しい足が必要な場合があります。赤い3行が出たら第8章の手順で対処します。
設定項目
入力は2項目です。MT4・MT5とも同じ英語名で表示され、どちらも小数を入力できる形式です。
MA Period (bars)
- 初期値
- 50
- 使い方
- 小数を入力できる形式ですが、計算では小数部を切り捨てて整数の期間にします。例:50.9は50本。SMAとATRの両方に使います。計算期間が1未満になる値では計算しません。
ATR Multiplier
- 初期値
- 3.75
- 使い方
- ATRに掛ける倍率。小数を指定できます。正の値を大きくすると幅が広がり、小さくすると狭まります。0では2本が重なり、負の値では上下の対応が逆になるため、上下として読む場合は正の値を使います。
色・線幅・適用価格を選ぶ専用入力はありません。初期設定では最も古い側の49本は描画対象外で、計算には50本を超える履歴が必要です。
ライセンス表示と復旧
ライセンスが通らないときは、主チャート左上に赤い3行が出ます。理由に応じて対処し、載せ直して表示を確認します。
| 行 | 確認する内容 |
|---|---|
| 1行目 | 本製品の英語名:SMA-Based Keltner ATR Channel |
| 2行目 | 認証できない理由を表す英文 |
| 3行目 | 判定名と、製品が読み込むライセンスのファイル名 |
理由から対処を選ぶ
| 表示の意味 | 対処 |
|---|---|
| 有効期限切れ(reason: EXPIRED) | 有効期限を確認し、更新されたライセンスを用意します。 |
| 別製品のライセンス(reason: PRODUCT_NOT_LICENSED) | 本製品の利用権が含まれるライセンスを使用します。 |
| その他の認証エラー | 表示された理由を読み、同梱名のまま正しい場所へ配置したか、対象口座などの利用条件が合っているかを確認します。 |
理由の表示はこの表の例だけではありません。解決しない場合は、購入元が案内する窓口へ製品名と判定名を伝えてください。
稼働中に止まったときの復旧
理由を直す
稼働中にライセンスが失効すると、その後の新しい足で再判定され、上下のバンドが消えます。表示された理由に応じて正しいライセンスを用意してください。
本製品を再初期化する
ライセンスファイルを元に戻すだけでは復帰しません。本製品を外して載せ直すか、時間足を切り替えます。元の時間足で使う場合は、切替後に元へ戻します。
表示を確認する
価格が配信され、認証が通った状態で本製品の表示が戻ることを確認します。戻らない場合は主チャート左上の理由を確認してください。
困ったとき・利用上の注意
何も表示されない
端末の口座接続、価格配信、履歴データ、本体の拡張子、ライセンスの配置先を順に確認します。必要なデータがそろうまで待ち、赤い表示があれば第8章へ進んでください。すでに拒否されていた場合は、原因を直したあと再初期化が必要です。
バンドに触れたのに反転しない
バンドは反転を強制する境界ではありません。トレンドでは外側に沿って進むことがあります。傾き、確定した終値、高値・安値の更新を確認し、接触だけで逆方向へ注文しないでください。
MT4とMT5の画面を見比べたい
銘柄・時間足・MA Period (bars)・ATR Multiplierと履歴範囲をそろえます。価格チャートの縮尺が違うと幅や傾きも違って見えるため、同じ足のバンド価格を確認してください。
他の当社製品と一緒に使いたい
同じ主チャートに他の当社製品を載せられます。本製品を外しても他製品の表示は削除しません。ただし、描画が同じ場所で重なって読みにくくなることはあります。必要なら別チャートで見比べてください。
利用上の注意
- 形成中の足の表示は変わります。ここでの判断例は確定した足で読みます。
- 価格の動きは確約されません。例をそのまま売買ルールとせず、銘柄・時間足・スプレッド・資金管理と合わせて使ってください。
- 本製品に注文の実行機能や通知機能はありません。最終的な売買判断と注文操作はお客様が行います。
- バンド外への進行も、内側への戻りも起こります。正の倍率を使う本ページの例と、0や負の倍率を使う設定を混同しません。
技術情報・仕様詳細
計算の考え方と表示の仕様
価格チャート上に2本の線を描きます。初期色は上側が橙(#FF8000)、下側が黄緑(#A0FF00)。中央線は描きません。通知機能(Alert・メール・音)はありません。
計算式
期間は MA Period (bars) の整数部分です。終値のSMAに同じ期間のATR×ATR Multiplierを加えた値と、引いた値を描きます。適用価格は終値固定です。初期値50なら最も古い側の49本は描画対象外です。
本製品はSMAを基準にします。EMAを中心に使う他のケルトナーチャネルと、計算が同一だとは扱わないでください。
一般的な読み方の参考
チャネル突破を価格方向と合わせて読む一般的な例:Charles Schwab thinkorswim「KeltnerChannels」。参照先と本製品では中心線・期間などの仕様が異なります。本製品の計算は上記のSMAとATRの式です。
本ページの判断場面は、製品の計算・表示を取引判断へ結び付けるための例です。参照先の別サービスの設定や配色を、本製品の仕様として扱っていません。
商品についてのレビュー投稿をお待ちしております。

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