Relative Strength Index Oscillator
Relative Strength Index Oscillator
上昇と下落の偏りを0〜100で読み、買われすぎ・売られすぎと価格の反転を組み合わせて、入る・待つ・手仕舞うタイミングを整理します。
水準を見る → 戻りを待つ → 価格で確認
70
0
強いトレンドでは、片側にとどまることがあります。
70・30で偏りをつかむ70より上は買われすぎ、30より下は売られすぎの目安です。
水準から戻る動きを見る30を上回る、70を下回るなど、偏りが変わる動きを探します。
価格の節目で判断する高値・安値と支持・抵抗を確認し、買い・売り・見送りを選びます。
MT4・MT5の表示を確認する
価格チャート下の別ウィンドウに、黄緑のRSI線が1本表示されます。右側の目盛りは0〜100で、初期設定では70と30に点線が入ります。
画面を原寸で詳しく見る
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掲載例:EURUSD・1分足。お使いの銘柄、時間足、背景色、表示範囲によって画面は変わります。
30秒で分かる読み方
何を測る指標なのか
RSIは、選んだ価格の「1本前からの上昇幅」と「下落幅」をそれぞれならし、上昇側が全体のどれだけを占めるかを0〜100で表す指標です。初期設定では終値を使います。
上昇した足の本数を数えているのではありません。値動きの幅を使うので、同じ本数でも上昇幅と下落幅の違いが値に反映されます。両方の幅が0のときは50です。
70・30は注意する領域
70より上は上昇側、30より下は下落側への偏りが大きい状態です。反転の注文を出す位置ではなく、行き過ぎや戻りを観察する目安として使います。
50は偏りの境目
50より上なら、ならした上昇幅が下落幅より大きく、下ならその逆です。50に線は描かれません。値を読み、価格の高値・安値と合わせて流れを見ます。
トレンドとレンジを区別する
高値・安値の更新が続く場面では、RSIが高いまま/低いまま推移することがあります。価格が一定範囲を往復するなら、範囲の端でのRSIの戻りを候補として見ます。
RSIだけでは値幅の大きさ、損切りまでの価格距離、トレンドかレンジかは確定しません。値幅にはATR、節目には直近の高値・安値や支持・抵抗を併用できます。
トレード判断に使う6つの場面
以下は、確定した足と実際の価格を組み合わせる使い方の例です。「指標 → 価格で確認 → 行動 → 当てはまらない条件」の順に読みます。
レンジ下限からの戻りを待つ
- 指標
- RSIが30より下から30を上回る。
- 価格
- 価格がレンジ下限を守り、反転後の小さな高値を上抜く。
- 検討
- 下限からの反発を確認して買いを検討。
- 除外条件
- 価格が下限を割り、安値更新を続けている。
レンジ上限からの戻りを待つ
- 指標
- RSIが70より上から70を下回る。
- 価格
- 価格がレンジ上限で止まり、反転後の小さな安値を下抜く。
- 検討
- 上限からの反落を確認して売りを検討。
- 除外条件
- 価格が上限を抜け、高値更新を続けている。
上昇中の押し目から再開を探す
- 指標
- RSIが低下後に上向きへ戻り、50を上回る動きを見る。
- 価格
- 高値・安値の切り上げが続き、押し目安値を守って小さな高値を上抜く。
- 検討
- 上昇再開の買いを検討。下降なら上下を逆にして戻り売りを検討。
- 除外条件
- 価格のトレンドが崩れた、またはRSIだけが先に戻った。
強い流れへ逆張りしない
- 指標
- RSIが70より上、または30より下にとどまる。
- 価格
- 高値・安値が偏りと同じ方向へ更新されている。
- 検討
- 水準超えだけの逆張りは見送り、価格の反転確認を待つ。
- 除外条件
- 価格の更新が止まり、反対方向の節目突破まで確認できたら判断をやり直す。
価格の根拠が続く間は持つ
- 指標
- 買いなら50より上、売りなら50より下の推移を補助にする。
- 価格
- 買いの押し目安値、売りの戻り高値が守られる。
- 検討
- 保有継続を検討。70到達・30到達だけで一律に手仕舞わない。
- 除外条件
- 事前に決めた撤退価格へ到達、または価格の根拠が崩れる。
価格とRSIの食い違いに備える
- 指標
- 価格が高値更新してもRSIは高値更新しない。売り保有では安値側を逆に読む。
- 価格
- 買いなら直近安値割れ、売りなら直近高値超えで反対の動きを確認。
- 検討
- 利益確定・縮小を検討。撤退条件に達したら損切り・手仕舞い。
- 除外条件
- RSIとの食い違いだけで価格の根拠は保たれている。
実際の判断手順
先に相場の形を決める
価格の高値・安値を見て、トレンド追随か、一定範囲の端からの反発を狙うかを分けます。RSIの水準だけで相場を分類しません。
確定足のRSIを読む
初期設定の買いの例なら、価格がレンジ下限付近にあるとき、RSIが30より下から30を上回るかを確認します。形成中の足の一時的な通過は区別します。
価格が反転したことを確認する
下限を守り、反転後の小さな高値を上抜いたら買いを検討します。売りの例なら、上限での反落・RSIの70下抜け・小さな安値割れを組み合わせます。
撤退位置と保有中の対応を決める
買いなら反転の安値、売りなら反転の高値を根拠が崩れる位置の候補にします。利益確定候補の節目までの距離と、損切りまでの距離を比べ、条件が合わなければ入らず待ちます。
入る前に決めること
買いの根拠にした下限や安値を割れば、RSIが売られすぎでも買いの想定を見直します。売り側は上限や高値を基準にします。許容損失・注文数量・スプレッドも、入る前に決めてください。
建てたあとの選び方
根拠が続けば保有継続を検討します。反対の兆候が出たら利益確定・縮小、事前の無効条件に達したら損切り・手仕舞いを検討します。保有方向が逆なら、上昇と下降の条件を入れ替えて読みます。
導入と同梱物の確認
| ファイル | 使う場所・用途 |
|---|---|
| MT4用インジケータ本体(.ex4) | 本製品のMT4用ファイルです。同梱された名前のまま使います。 |
| MT5用インジケータ本体(.ex5) | 本製品のMT5用ファイルです。MT4には読み込めません。 |
| ライセンスファイル(.lic) | 同梱されたファイル名のまま使用します。改名・編集しないでください。 |
| 本製品の取扱説明 | 表示の読み方、導入、設定、ライセンスの復旧手順を確認します。 |
圧縮されたファイル一式は先に展開してください。複数の本体が含まれる場合は、お使いの端末に合う1本を選びます。
端末のデータフォルダを開く
使用する MT4 / MT5 の「ファイル」→「データフォルダを開く」を選びます。複数の端末がある場合は、実際に使う端末から開いてください。
本体とライセンスを分けて配置する
MT4:本体を MQL4 / Indicators、ライセンスを MQL4 / Files へ。MT5:本体を MQL5 / Indicators、ライセンスを MQL5 / Files へ置きます。Indicators の中に .lic を置かないでください。
ナビゲータからチャートへ載せる
ナビゲータのインジケータ一覧を更新し、本製品を使いたい銘柄・時間足のチャートに載せます。一覧へ出ない場合は端末を再起動してください。
表示とライセンスを確認する
端末が口座へ接続され、価格データが届いていることを確認します。表示までに新しい足が必要な場合があります。赤い3行が出たら第8章の手順で対処します。
設定項目
入力は6項目です。期間・適用価格はRSIの計算、水準は点線の位置、色・太さは見た目を変えます。MT4・MT5で項目名は共通です。
RSI Period (bars)
- 初期値
- 14
- 意味・使い分け
- 計算期間の足数です。2以上の整数を使います。2未満では読み込めません。変更すると平滑の度合いと描画開始位置が変わり、RSIの値は変わり得ます。
Applied Price
- 初期値
- Close(終値)
- 意味・使い分け
- 計算に使う価格を選びます。終値・始値・高値・安値・中央値・代表価格・加重終値の7種類です。終値以外を選べば、その価格の1本前との差で計算します。
Overbought Level
- 初期値
- 70
- 意味・使い分け
- 買われすぎの目安となる点線の値です。点線の位置を変えても、RSI線の計算値は変わりません。
Oversold Level
- 初期値
- 30
- 意味・使い分け
- 売られすぎの目安となる点線の値です。上側の水準より小さくし、0〜100の範囲内で使います。
Line Color
- 初期値
- 黄緑
- 意味・使い分け
- RSI線の色です。数値の上昇・下落で自動的に色を切り替える機能はありません。
Line Width
- 初期値
- 2
- 意味・使い分け
- RSI線の太さです。RSIの値や水準の位置は変えません。
ライセンス表示と復旧
ライセンスが有効でないときは、別ウィンドウではなく主チャート左上に赤い3行のメッセージが出ます。2行目の理由と、3行目の判定名を確認してください。
| 行 | 表示される内容 |
|---|---|
| 1行目 | 本製品の英語名:Relative Strength Index Oscillator |
| 2行目 | 拒否の理由を表す英文 |
| 3行目 | reason: に続く判定名と、製品が読み込むライセンスのファイル名 |
主な理由と対処
| 2・3行目の表示 | 確認すること |
|---|---|
| LICENSE EXPIRED – please renew reason: EXPIRED |
有効期限を確認し、更新されたライセンスを用意します。 |
| LICENSE IS FOR A DIFFERENT ACCOUNT reason: ACCOUNT_MISMATCH |
ライセンスの対象口座と、端末で使用している口座が一致するか確認します。 |
| THIS PRODUCT IS NOT IN YOUR LICENSE reason: PRODUCT_NOT_LICENSED |
ライセンスに本製品の利用権が含まれるか確認します。別製品のライセンスを流用しないでください。 |
| LICENSE FILE MISSING OR DAMAGED reason: CORRUPT |
MQL4 / Files または MQL5 / Files に、同梱された正しい名前のファイルを置き直します。ファイルは編集しません。 |
サーバーや端末種別など、これ以外の理由も表示されます。解決しない場合は、購入元の案内する窓口へ製品名と判定名を伝えてください。
稼働中に止まったときの復旧
理由を直す
稼働中に期限切れなどが検出されると、数本の新しい足のうちに本製品の描画が消え、拒否理由が表示されます。理由に応じて正しいライセンスを用意してください。
本製品を再初期化する
ファイルを元に戻すだけでは表示は再開しません。本製品をチャートから外して載せ直すか、時間足を切り替えます。元の時間足で使う場合は、切替後に元へ戻してください。
価格配信を待って確認する
認証が通り、必要な価格データが届くと表示が戻ります。新しい足ができても戻らない場合は、赤いメッセージと Experts の記録を確認します。
困ったとき・利用上の注意
何も表示されない
端末の口座接続、価格配信、履歴データ、本体の拡張子、ライセンスの配置先を順に確認します。必要なデータがそろうまで待ち、赤い表示があれば第8章へ進んでください。すでに拒否されていた場合は、原因を直したあと再初期化が必要です。
70を超えても下がらない/30を割っても上がらない
水準超えは反転の確定ではありません。価格が高値・安値を更新する強い流れでは偏った状態が続きます。第4章の見送り条件を確認し、水準からの戻りと価格の節目突破を待ちます。
MT4とMT5の画面を見比べたい
両版とも0〜100の目盛りでRSI線を表示します。銘柄・時間足・入力設定・履歴・表示範囲をそろえて比較します。履歴が異なれば値も異なることがあるため、形が違うときは先に条件を確認してください。
他の当社製品と一緒に使いたい
同じ主チャートに他の当社製品を載せられます。本製品を外しても他製品の表示は削除しません。ただし、描画が同じ場所で重なって読みにくくなることはあります。必要なら別チャートで見比べてください。
利用上の注意
- 形成中の足の表示は変わります。ここでの判断例は確定した足で読みます。
- 価格の動きは確約されません。例をそのまま売買ルールとせず、銘柄・時間足・スプレッド・資金管理と合わせて使ってください。
- 本製品に注文の実行機能や通知機能はありません。最終的な売買判断と注文操作はお客様が行います。
- 70・30は初期設定の目安であり、普遍的な売買価格ではありません。価格の節目と合わせて使い、強いトレンドでの安易な逆張りに注意してください。
技術情報・仕様詳細
計算式と表示の仕様
期間をN、選択した価格をPとし、各足の差 Δ=P(t)−P(t−1) を求めます。上昇幅 U=max(Δ,0)、下落幅 D=max(−Δ,0) を別々にウィルダー方式で平滑します。
平均D(t) = [平均D(t−1)×(N−1) + D(t)] ÷ N
RSI = 100 − 100 ÷ (1 + 平均U ÷ 平均D)
初期の平均はN本の変化幅の単純平均です。平均Dが0で平均Uが0でなければ100、両方が0なら50とします。平均Uが0で平均Dが正なら0です。
表示は1本、内部にはRSI・平均上昇幅・平均下落幅の3系列があります。最も古い側のN本は描画対象外で、初期設定では14本です。表示の更新には価格データが必要です。形成中の足の値は変化します。
価格の選択:中央値=(高値+安値)/2、代表価格=(高値+安値+終値)/3、加重終値=(高値+安値+2×終値)/4。線の初期色は #A0FF00、線幅は2です。
一般的な読み方の参考
RSIの一般的な計算と読み方:MetaQuotes「Relative Strength Index」。
本ページの判断場面は、製品の計算・表示を取引判断へ結び付けるための例です。参照先の別サービスの設定や配色を、本製品の仕様として扱っていません。
商品についてのレビュー投稿をお待ちしております。

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