Percent Drawdown from Highest Close Bar
Percent Drawdown from Highest Close Bar
終値が最も高かった足を基準に、対象の足の安値がどれだけ離れているかを%で見ます。下落の広がりと縮小を読み、価格の反転・継続と合わせて判断します。
基準の足を選ぶ → 下落率を見る → 価格で確かめる
線が上がる=下落率が拡大。価格が上がる、とは別の動きです。
基準は「終値が最高の足」の高値対象の足を含む22本から終値が最高の足を選び、その足の高値を基準にします。期間内の最高値そのものとは限りません。
対象の足の安値との差を読む値が大きいほど基準高値から安値までの下落率が大きい状態。線の上昇は価格の上昇を意味しません。
価格が止まったか、進んだかを確認低下だけで買わず、安値の切り上げや高値突破を確認。拡大時には安値更新も確認します。
MT4・MT5の表示を確認する
価格チャート下の別ウィンドウに、水色の線を1本表示します。右側の数値を読み、線の高低を価格チャートと対応させます。固定の水準線はありません。
画面を原寸で詳しく見る
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掲載例:EURUSD・1分足。お使いの銘柄、時間足、背景色、表示範囲によって画面は変わります。
30秒で分かる読み方
何を測り、何を測らないのか
測るのは、選んだ基準高値と対象の足の安値との距離を、基準高値に対する百分率にしたものです。自分の建値からの損失や口座残高の減少率ではありません。
上がるとき
基準からの下落率が大きくなっています。価格も安値を更新していれば、下落の継続を考える材料になります。
下がるとき
下落率が小さくなっています。安値が持ち上がったかを確認します。期間の移動で基準の足が変わっても値は変化するため、反発の確定ではありません。
固定の境界はない
買われすぎ・売られすぎやトレンドを区切る水準線はありません。同じ銘柄・時間足・期間で直近の数値と比較します。
期間内の最高終値を直接引くのでも、期間内の最高値を探すのでもありません。「終値で足を選び、その足の高値を使う」計算です。対象の足も期間に含むため、通常の高値・安値・終値の関係では下落率は0以上です。
トレード判断に使う6つの場面
以下は、確定した足と実際の価格を組み合わせる使い方の例です。「指標 → 価格で確認 → 行動 → 当てはまらない条件」の順に読みます。
下落後の持ち直しを待つ
- 指標
- 大きくなった下落率が縮小する。
- 価格
- 安値が切り上がり、直近の戻り高値を上抜けて確定する。
- 検討
- 価格の持ち直しを確認して買いを検討。
- 除外条件
- 下落率だけが下がる、基準が変わっただけ、価格の安値更新が続く。
下落の継続を確認する
- 指標
- 下落率が拡大する。
- 価格
- 戻り高値が切り下がり、直近安値を下抜ける。
- 検討
- 安値更新を確認し売りを検討。
- 除外条件
- 価格がすでに支持帯へ到達、下抜け未確認、損切りまでの距離が大きすぎる。
押し目が終わるかを見る
- 指標
- 上昇中の押しで下落率が広がり、その後縮み始める。
- 価格
- 上位の安値を守り、押し目内の高値を超えるか観察。
- 検討
- 押し目買いの準備。突破前は待つ。
- 除外条件
- 下降トレンドを押し目と決めつける、下落率の大きさだけで底と判断する。
線と価格がかみ合わない
- 指標
- 値が急変する、または小幅に往復する。
- 価格
- 価格の高値・安値が一方向に更新されない。
- 検討
- 基準と価格の動きを確かめ、方向が整うまで待つ。
- 除外条件
- 価格の突破が確定したら再評価。線が低いだけで買わない。
買いの根拠が続く
- 指標
- 下落率が縮小または低い状態を保つ。
- 価格
- 押し目安値を守り、高値を更新する。
- 検討
- 買いの保有継続を検討。
- 除外条件
- 線が低くても事前の損切り価格に達したら継続理由にしない。
下落の再拡大に備える
- 指標
- 買い保有中に下落率が再び広がる。
- 価格
- 高値更新が止まる、押し目安値を割る、または目標へ到達。
- 検討
- 利益確定・縮小を検討。無効条件なら損切り・手仕舞い。
- 除外条件
- 線の変化を待って損切りを遅らせない。変化だけで売りへ反転しない。
実際の判断手順
条件をそろえる
銘柄・時間足・Lookback Period (bars) を確認します。初期値22は22日ではなく、選んだ時間足の22本です。
下落率の変化を読む
買いの例では、下落率が広がった後に縮み始める場面を探します。期間が進んで基準の足が変わっていないかにも注意します。
価格の回復を待つ
安値切り上げと戻り高値突破を確定足で確認してから買いを検討します。下落率の低下だけでは入りません。
出口を先に決める
買いなら押し目安値割れなどの無効条件と、次の抵抗帯などの利益確定候補を決めます。売りなら価格条件を逆にし、下落率は拡大を継続材料として見ます。
入る前に決めること
損切り位置は実際の価格で決めます。この下落率は建値からの損失率ではないため、表示値をそのまま許容損失に置き換えません。
建てたあとの選び方
根拠が続けば保有継続を検討します。反対の兆候が出たら利益確定・縮小、事前の無効条件に達したら損切り・手仕舞いを検討します。買いでは下落率の再拡大、売りでは縮小を見直しの材料にします。ただし、価格の損切り条件を優先します。
導入と同梱物の確認
| ファイル | 使う場所・用途 |
|---|---|
| MT4用インジケータ本体(.ex4) | 本製品のMT4用ファイルです。同梱された名前のまま使います。 |
| MT5用インジケータ本体(.ex5) | 本製品のMT5用ファイルです。MT4には読み込めません。 |
| ライセンスファイル(.lic) | 同梱されたファイル名のまま使用します。改名・編集しないでください。 |
| 本製品の取扱説明 | 表示の読み方、導入、設定、ライセンスの復旧手順を確認します。 |
圧縮されたファイル一式は先に展開してください。複数の本体が含まれる場合は、お使いの端末に合う1本を選びます。
端末のデータフォルダを開く
使用する MT4 / MT5 の「ファイル」→「データフォルダを開く」を選びます。複数の端末がある場合は、実際に使う端末から開いてください。
本体とライセンスを分けて配置する
MT4:本体を MQL4 / Indicators、ライセンスを MQL4 / Files へ。MT5:本体を MQL5 / Indicators、ライセンスを MQL5 / Files へ置きます。Indicators の中に .lic を置かないでください。
ナビゲータからチャートへ載せる
ナビゲータのインジケータ一覧を更新し、本製品を使いたい銘柄・時間足のチャートに載せます。一覧へ出ない場合は端末を再起動してください。
表示とライセンスを確認する
端末が口座へ接続され、価格データが届いていることを確認します。表示までに新しい足が必要な場合があります。赤い3行が出たら第8章の手順で対処します。
設定項目
入力は1項目です。MT4・MT5とも次の英語名で表示されます。
Lookback Period (bars)
- 初期値
- 22
- 使い方
- 終値が最も高い足を探す本数です。正の整数を入力します。期間を変えると基準の足も変わり得るので、同じ価格でも数値が変わります。0以下では計算しません。
最も古い側の指定期間ぶんは描画対象外です。初期値では22本。入力欄に色や線幅の項目はありません。
ライセンス表示と復旧
ライセンスが通らないときは、主チャート左上に赤い3行が出ます。理由に応じて対処し、載せ直して表示を確認します。
| 行 | 確認する内容 |
|---|---|
| 1行目 | 本製品の英語名:Percent Drawdown from Highest Close Bar |
| 2行目 | 認証できない理由を表す英文 |
| 3行目 | 判定名と、製品が読み込むライセンスのファイル名 |
理由から対処を選ぶ
| 表示の意味 | 対処 |
|---|---|
| 有効期限切れ(reason: EXPIRED) | 有効期限を確認し、更新されたライセンスを用意します。 |
| 別製品のライセンス(reason: PRODUCT_NOT_LICENSED) | 本製品の利用権が含まれるライセンスを使用します。 |
| その他の認証エラー | 表示された理由を読み、同梱名のまま正しい場所へ配置したか、対象口座などの利用条件が合っているかを確認します。 |
理由の表示はこの表の例だけではありません。解決しない場合は、購入元が案内する窓口へ製品名と判定名を伝えてください。
稼働中に止まったときの復旧
理由を直す
稼働中に失効すると、新しい足の進行に伴って本製品の線が消えます。表示された理由に応じて正しいライセンスを用意してください。
本製品を再初期化する
ライセンスファイルを元に戻すだけでは復帰しません。本製品を外して載せ直すか、時間足を切り替えます。元の時間足で使う場合は、切替後に元へ戻します。
表示を確認する
価格が配信され、認証が通った状態で水色の線が戻ることを確認します。戻らない場合は主チャート左上の理由と計算期間を確認してください。
困ったとき・利用上の注意
何も表示されない
端末の口座接続、価格配信、履歴データ、本体の拡張子、ライセンスの配置先を順に確認します。必要なデータがそろうまで待ち、赤い表示があれば第8章へ進んでください。すでに拒否されていた場合は、原因を直したあと再初期化が必要です。
線が急に下がったのに価格は反発していない
期間が1本進むと基準に選ばれる足が変わる場合があります。線の低下が、安値の上昇によるものか、基準の変化によるものかを価格チャートで確かめてください。
MT4とMT5の画面を見比べたい
銘柄・時間足・計算期間・履歴と比較する足をそろえます。縦軸は自動なので、見かけの高さだけでなくデータウィンドウの数値で比べてください。
他の当社製品と一緒に使いたい
同じ主チャートに他の当社製品を載せられます。本製品を外しても他製品の表示は削除しません。ただし、描画が同じ場所で重なって読みにくくなることはあります。必要なら別チャートで見比べてください。
利用上の注意
- 形成中の足の表示は変わります。ここでの判断例は確定した足で読みます。
- 価格の動きは確約されません。例をそのまま売買ルールとせず、銘柄・時間足・スプレッド・資金管理と合わせて使ってください。
- 本製品に注文の実行機能や通知機能はありません。最終的な売買判断と注文操作はお客様が行います。
- 下落率が高いから底、低いから上昇継続とは決めません。価格の転換と、基準に選ぶ足の変化を区別します。
技術情報・仕様詳細
計算の考え方と表示の仕様
別ウィンドウに水色(#00FFFF)の線を1本、線幅1で描きます。目盛りは自動、水準線はありません。通知機能(Alert・メール・音)はありません。
基準価格の選び方
対象の足を含む Lookback Period (bars) 本から終値が最高の足を選び、その足の高値を H、対象の足の安値を L として (H − L) / H × 100 を計算します。基準の高値が0以下の場合は値を描きません。初期設定の表示名は Percent Drawdown from Highest Close Bar(22) です。
例:Hが100、Lが98なら2です。指標が2を示すことは、口座資金が2%減ったという意味ではありません。線の値に固定の0〜100目盛りは設けていません。
一般的な読み方の参考
価格の節目をチャートに記す操作の参考:MetaTrader 4 Help「Line Studies」。本製品の下落率の式とは別に、支持・抵抗を価格で確認するために用います。
本ページの判断場面は、製品の計算・表示を取引判断へ結び付けるための例です。参照先の別サービスの設定や配色を、本製品の仕様として扱っていません。
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