Median Price ATR Line
Median Price ATR Line
前の足の中間価格からの広がりを水色の線で読み、価格の突破と合わせて、動き出し・見送り・取引量の見直しに役立てます。
値動きの広がり → 価格の方向 → 入り方・出口
水色は線の識別色です。上昇・下降で色分けする機能ではありません。
線が高くなった?同じ銘柄・時間足・設定で、最近の値と比べて広がりが増えたかを読みます。
価格はどちらへ動いた?線の上昇は買いの合図ではありません。高値・安値や節目の突破で方向を確認します。
リスクに見合う入り方?損切りまでの価格差、利確候補、スプレッドを確認して取引量を決めます。
MT4・MT5の表示を確認する
価格チャート下の別ウィンドウに、水色の線を1本表示します。目盛りは自動で変わり、水準線はありません。画面の高さだけで比べず、同じ設定の数値と価格の動きを見ます。
画面を原寸で詳しく見る
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掲載例:EURUSD・1分足。お使いの銘柄、時間足、背景色、表示範囲によって画面は変わります。
30秒で分かる読み方
何を測る指標なのか
「ミディアン価格」は、この製品では高値と安値の中間価格です。前の足の中間価格から見た今回の高値側・安値側への広がりのうち、大きい側を取り、その値を平均化します。上昇・下降の方向ではなく、値動きの広がりを読む道具です。
各足の材料 = 大きい方〔今回の高値 − 前の中間価格、前の中間価格 − 今回の安値〕
初期設定:その材料を14本の単純移動平均でならす
普通のATRと同じではない
通常のATRが使う前の終値を、この製品の計算にそのまま当てはめないでください。高値−安値との最大値を取る通常の式とも異なるため、他のATRの数値と同じにはなりません。
高い・低いの基準
買われすぎ・売られすぎの固定水準はありません。同じ銘柄・時間足・設定で、最近の落ち着いた区間と動きの大きい区間を比べます。
単位は価格差
数値は%やpipsではなく価格差です。銘柄をまたぐ絶対値の大小比較や、表示値をそのまま損切りpipsへ置き換える使い方はしません。
低い値と狭い価格範囲が続けば、持ち合い候補として観察します。値の上昇と価格の範囲外への突破が重なれば、動き出しを検討します。線だけでトレンド・レンジや売買方向を確定しません。
トレード判断に使う6つの場面
以下は、確定した足と実際の価格を組み合わせる使い方の例です。「指標 → 価格で確認 → 行動 → 当てはまらない条件」の順に読みます。
上への動き出しを探す
- 指標
- 最近の低い水準から線が上がる。
- 価格
- 持ち合い上限や直近高値を上抜け、押し戻されずに確定する。
- 検討
- 上方向の突破に広がりを伴う場面として買いを検討。
- 除外条件
- 線だけ上がり価格が範囲内、または突破直後に範囲内へ戻る。
下への動き出しを探す
- 指標
- 線が上がり、直前より値動きの広がりが増える。
- 価格
- 持ち合い下限や直近安値を下抜け、戻りが抑えられる。
- 検討
- 方向は価格で確認して売りを検討。線の上昇を買いと誤読しない。
- 除外条件
- 価格が下限を割らない、またはすぐ範囲内へ戻る。
静かな持ち合いで待つ
- 指標
- 線が最近の中で低い水準にあり、大きな変化がない。
- 価格
- 高値・安値が狭い範囲内に収まる。
- 検討
- 新しい動きの方向が見えるまで待機し、範囲の上下を決めておく。
- 除外条件
- 価格が範囲を抜けて維持したら、待機を続ける前提を再点検。
急拡大を追い掛けない
- 指標
- 線が短い間に大きく上がる。
- 価格
- 長い足で予定の入口を通り過ぎ、撤退価格までの距離が広がる。
- 検討
- 取引量を再計算し、許容損失に収まらないなら見送る。
- 除外条件
- 落ち着いた押し目・戻りと適切な損切り位置ができたら再判断。
動きが落ち着いても根拠を確認
- 指標
- 線が低下しても、それだけで保有方向の反転とは扱わない。
- 価格
- 買いの押し目安値、売りの戻り高値が守られている。
- 検討
- 価格の根拠が続けば保有を検討し、目標と撤退位置を確認する。
- 除外条件
- 価格の無効条件に達した場合は、線の高さに関係なく対応。
拡大したリスクと出口を点検
- 指標
- 保有中に線が上昇し、値動きの広がりが増える。
- 価格
- 目標到達、利益の急な戻し、事前の撤退水準到達を確認。
- 検討
- 利益確定・縮小を検討し、無効条件では損切り・手仕舞い。
- 除外条件
- 線が高いだけで価格の方向が維持される場合、反転とは断定しない。
実際の判断手順
価格の範囲を先に決める
上抜けを狙う例では、持ち合い上限と下限、突破後に守ってほしい安値を記します。方向は価格から決めます。
広がりの変化を読む
同じ設定で線が最近の低い水準から上がっているかを確認します。自動目盛りなので、見た目の角度ではなく前後の数値も見ます。
確定した足で突破を確認する
価格が上限を抜けて維持し、広がりも増しているなら買いを検討します。下抜けなら売りの候補です。線だけが変わった場合は待ちます。
損切り幅から取引量を決める
価格が範囲内へ戻るなどの無効条件と利確候補を決め、撤退までの価格差と許容損失から量を調整します。本製品の数値だけから損切り倍率を決めません。
入る前に決めること
本製品は上方向・下方向のどちらへの広がりも高い値で示し得ます。入口と出口の方向は価格で決め、急拡大時に予定の取引量をそのまま使わないよう点検します。
建てたあとの選び方
根拠が続けば保有継続を検討します。反対の兆候が出たら利益確定・縮小、事前の無効条件に達したら損切り・手仕舞いを検討します。保有方向が逆なら、上昇と下降の条件を入れ替えて読みます。
導入と同梱物の確認
| ファイル | 使う場所・用途 |
|---|---|
| MT4用インジケータ本体(.ex4) | 本製品のMT4用ファイルです。同梱された名前のまま使います。 |
| MT5用インジケータ本体(.ex5) | 本製品のMT5用ファイルです。MT4には読み込めません。 |
| ライセンスファイル(.lic) | 同梱されたファイル名のまま使用します。改名・編集しないでください。 |
| 本製品の取扱説明 | 表示の読み方、導入、設定、ライセンスの復旧手順を確認します。 |
圧縮されたファイル一式は先に展開してください。複数の本体が含まれる場合は、お使いの端末に合う1本を選びます。
端末のデータフォルダを開く
使用する MT4 / MT5 の「ファイル」→「データフォルダを開く」を選びます。複数の端末がある場合は、実際に使う端末から開いてください。
本体とライセンスを分けて配置する
MT4:本体を MQL4 / Indicators、ライセンスを MQL4 / Files へ。MT5:本体を MQL5 / Indicators、ライセンスを MQL5 / Files へ置きます。Indicators の中に .lic を置かないでください。
ナビゲータからチャートへ載せる
ナビゲータのインジケータ一覧を更新し、本製品を使いたい銘柄・時間足のチャートに載せます。一覧へ出ない場合は端末を再起動してください。
表示とライセンスを確認する
端末が口座へ接続され、価格データが届いていることを確認します。表示までに新しい足が必要な場合があります。赤い3行が出たら第8章の手順で対処します。
設定項目
入力は2項目です。MT4・MT5とも、設定画面では次の英語名が表示されます。
ATR Period (bars)
- 初期値
- 14
- 使い方
- 平均化する期間を足の本数で指定します。14日ではなく14本です。時間足を変えると対象の時間も変わります。
MA Mode
- 初期値
- 0
- 使い方
- 平均化方式を整数で入力します。選択肢を選ぶ形式ではありません。初期値0は単純移動平均です。まず0のまま読み方を確認してください。
色も線幅も設定項目にはありません。平均化方式や期間を変えると、初期設定とは値や反応が変わり得ます。入力値は変更前に控えておきます。
ライセンス表示と復旧
ライセンスが通らないときは、主チャート左上に赤い3行が出ます。理由に応じて対処し、載せ直して表示を確認します。
| 行 | 確認する内容 |
|---|---|
| 1行目 | 本製品の英語名:Median Price ATR Line |
| 2行目 | 認証できない理由を表す英文 |
| 3行目 | 判定名と、製品が読み込むライセンスのファイル名 |
理由から対処を選ぶ
| 表示の意味 | 対処 |
|---|---|
| 有効期限切れ(reason: EXPIRED) | 有効期限を確認し、更新されたライセンスを用意します。 |
| 別製品のライセンス(reason: PRODUCT_NOT_LICENSED) | 本製品の利用権が含まれるライセンスを使用します。 |
| その他の認証エラー | 表示された理由を読み、同梱名のまま正しい場所へ配置したか、対象口座などの利用条件が合っているかを確認します。 |
理由の表示はこの表の例だけではありません。解決しない場合は、購入元が案内する窓口へ製品名と判定名を伝えてください。
稼働中に止まったときの復旧
理由を直す
稼働中に失効すると、数本の新しい足のうちに線が消えます。表示された理由に応じて正しいライセンスを用意してください。
本製品を再初期化する
ライセンスファイルを元に戻すだけでは復帰しません。本製品を外して載せ直すか、時間足を切り替えます。元の時間足で使う場合は、切替後に元へ戻します。
表示を確認する
価格が配信され、認証が通った状態で線が戻ることを確認します。戻らない場合は主チャート左上の理由を確認してください。
困ったとき・利用上の注意
何も表示されない
端末の口座接続、価格配信、履歴データ、本体の拡張子、ライセンスの配置先を順に確認します。必要なデータがそろうまで待ち、赤い表示があれば第8章へ進んでください。すでに拒否されていた場合は、原因を直したあと再初期化が必要です。
線が上がったのに価格は下がる
線が読むのは方向ではなく広がりです。下降が大きくなるときも線は上がり得ます。買い・売りの方向は価格の高値・安値と節目で確認してください。
MT4とMT5の画面を見比べたい
同じ銘柄・時間足・ATR Period (bars)・MA Mode・表示範囲をそろえます。両版とも水色の線1本ですが、自動目盛りや価格履歴の違いで見え方・数値は変わります。
他の当社製品と一緒に使いたい
同じ主チャートに他の当社製品を載せられます。本製品を外しても他製品の表示は削除しません。ただし、描画が同じ場所で重なって読みにくくなることはあります。必要なら別チャートで見比べてください。
利用上の注意
- 形成中の足の表示は変わります。ここでの判断例は確定した足で読みます。
- 価格の動きは確約されません。例をそのまま売買ルールとせず、銘柄・時間足・スプレッド・資金管理と合わせて使ってください。
- 本製品に注文の実行機能や通知機能はありません。最終的な売買判断と注文操作はお客様が行います。
- 通常のATRや他銘柄の値を本製品の数値と同一視しません。線の上昇を買い、低下を売りと読む指標ではありません。
技術情報・仕様詳細
計算の考え方と表示の仕様
前の足の高値・安値の中間価格を基準として、今回の高値までの差と今回の安値までの差の大きい側を平均化します。初期設定は期間14・単純移動平均(MA Mode 0)です。前の終値を基準にした通常のATRとは計算が異なります。
別ウィンドウに描画する線は1本、水色(#00FFFF)です。自動目盛りで、水準線はありません。色・線幅を変える入力はなく、通知機能はありません。
副ウィンドウとデータウィンドウの見出しは初期設定で Median Price ATR Line(14) です。括弧内は期間を示します。
一般的な読み方の参考
一般的な値動きの広がりの読み方:MetaQuotes「Average True Range」。本製品の計算式は通常のATRとは異なります。判断例は広がりの変化に、価格の節目と資金管理を組み合わせたものです。
本ページの判断場面は、製品の計算・表示を取引判断へ結び付けるための例です。参照先の別サービスの設定や配色を、本製品の仕様として扱っていません。
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