Aroon Up and Down Lines
Aroon Up and Down Lines
黄緑の上昇線と赤紫の下降線で、高値・安値が現れた時期を読み、2本の位置関係と価格の節目からトレンド・転換・見送りを整理します。
高値・安値の新しさ → 2本の関係 → 価格で確認
下降線が高い=価格が上がる、ではありません。
赤紫の高さは、安値が最近現れたことを読む手掛かりです。
黄緑と赤紫、どちらが上?黄緑は高値側、赤紫は安値側。どちらの極値がより最近現れたかを読みます。
どちらが高い側にとどまる?一時的な交差だけでなく、線の位置関係が続くかを見ます。
価格が方向を確かめた?高値・安値の更新やレンジの突破を合わせ、買い・売り・見送り・保有・撤退を考えます。
MT4・MT5の表示を確認する
価格チャート下の別ウィンドウに、黄緑の上昇線と赤紫の下降線を表示します。既定(期間14)では9〜100を7刻みの14段階で動き、目盛りは自動です。水準線はありません。
画面を原寸で詳しく見る
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掲載例:EURUSD・1分足。お使いの銘柄、時間足、背景色、表示範囲によって画面は変わります。
30秒で分かる読み方
何を測る指標なのか
アルーンは、期間内の高値・安値がどれほど最近現れたかを、2本の線で読む指標です。値幅の大きさではなく、極値からの時間に注目します。初期期間は14本で、14日固定ではありません。
期間内の安値からの経過 → Aroon Dn(下降線)
対応する極値が最近なら高い側、時間が経てば低い側へ
上昇線が高い
高値が最近現れたことを読む手掛かりです。下降線との位置関係と、実際の高値・安値の切り上げを合わせて上昇トレンド候補を探します。
下降線が高い
安値が最近現れたことを読む手掛かりです。赤紫の線が上がることは、価格の上昇を意味しません。価格の切り下げと合わせて下降トレンド候補を探します。
交差と経過を分ける
2本の交差は優位側を点検するきっかけです。時間の経過や計算対象の入れ替わりでも値が変わるため、交差だけで価格の突破を確認したとは扱いません。
以下の場面では、50を線がまたぐ目安として使います。50は線自身が取る値ではありません(既定の期間14では44と51が隣り合います)。これは本製品が引く水準線や、入力で設定する売買条件ではありません。目盛りやデータウィンドウの数値で確認します。
2本の線からトレンドや持ち合いの候補を探せますが、買われすぎ・売られすぎを判定する固定水準はありません。値幅はATRなど、実際の方向と入口・出口は価格の高値・安値、支持・抵抗で確認します。
トレード判断に使う6つの場面
以下は、確定した足と実際の価格を組み合わせる使い方の例です。「指標 → 価格で確認 → 行動 → 当てはまらない条件」の順に読みます。
高値側が優位になり続く
- 指標
- 上昇線が50より上、下降線が50より下にあり、上昇線が優位な状態を保つ。
- 価格
- 高値・安値が切り上がり、押し目安値を守って直近高値を超える。
- 検討
- 上昇方向の条件と価格の突破がそろったら買いを検討。
- 除外条件
- 上昇線が一度上がっただけ、または価格が高値を超えず押し目を割る。
安値側が優位になり続く
- 指標
- 下降線が50より上、上昇線が50より下にあり、下降線が優位な状態を保つ。
- 価格
- 高値・安値が切り下がり、戻り高値を超えず直近安値を割る。
- 検討
- 下降方向の条件と価格の突破がそろったら売りを検討。
- 除外条件
- 下降線が一度上がっただけ、または価格が安値を割らず戻り高値を超える。
線の交差から新しい方向を探す
- 指標
- 上昇線が下降線を下から上へ抜く。下降への転換を探す場合は2本を逆に読む。
- 価格
- 買い側なら安値切り上げと直近高値の突破があるか確認。
- 検討
- 転換候補として観察し、線の優位と価格の更新が続くかを確かめる。
- 除外条件
- 交差しても価格の下降が続く、またはすぐ反対の交差が出る。
両線の低下と価格の範囲を見る
- 指標
- 両線が50より下で低下する、または優位側が繰り返し入れ替わる。
- 価格
- 価格は同じ範囲を往復し、高値・安値の更新が続かない。
- 検討
- 持ち合い候補として、トレンド追随の新規取引は見送り、範囲突破を待つ。
- 除外条件
- 価格が範囲を抜け、片方の線が高い側で優位を保つなら再判断。
入った方向の優位と価格を点検
- 指標
- 買いなら上昇線、売りなら下降線が相手より上で高い側にとどまるかを見る。
- 価格
- 買いの押し目安値、売りの戻り高値が守られ、トレンドの並びが続く。
- 検討
- 根拠が続けば保有継続を検討。逆側の線が上がったら点検する。
- 除外条件
- 事前の撤退価格に達する、または価格の高値・安値の並びが崩れる。
優位が崩れたとき価格を確かめる
- 指標
- 買い保有なら上昇線の低下や下降線の優位への交代。売り保有は逆。
- 価格
- 目標への到達、価格の高値更新の失敗や押し目安値割れなどを確認。
- 検討
- 失速なら利益確定・縮小、事前の根拠が崩れたら損切り・手仕舞いを検討。
- 除外条件
- 時間経過で線が下がっただけで価格の根拠が続く場合は、即反転と決めつけない。
実際の判断手順
価格の範囲と取引方向を決める
買いの例では、高値・安値の切り上げか、持ち合い上限への接近を確認します。超えてほしい高値と、割ったら見送りにする安値を決めます。
2本の位置と数値を確認する
上昇線が50より上、下降線が50より下で、黄緑の線が優位を保つかを確認します。50は読み方の目安であり、画面中央や描かれた水準線を探すのではなく数値を読みます。
確定足と価格の突破を合わせる
足が確定しても指標条件が続き、価格が予定した高値を超えたら買いを検討します。交差だけで価格が範囲内なら待ちます。売りでは上昇線と下降線、価格の上下を逆に読みます。
出口と取引量を先に決める
買いなら押し目安値割れなどを撤退候補にし、目標までの距離と許容損失から取引量を決めます。損切り条件に達したら、2本の逆交差を待たず対応します。
入る前に決めること
アルーンの高さは価格の値幅ではありません。2本の差を損切り幅や利益目標に読み替えず、出口の価格を決めてから取引量を考えます。
建てたあとの選び方
根拠が続けば保有継続を検討します。反対の兆候が出たら利益確定・縮小、事前の無効条件に達したら損切り・手仕舞いを検討します。保有方向が逆なら、上昇と下降の条件を入れ替えて読みます。
導入と同梱物の確認
| ファイル | 使う場所・用途 |
|---|---|
| MT4用インジケータ本体(.ex4) | 本製品のMT4用ファイルです。同梱された名前のまま使います。 |
| MT5用インジケータ本体(.ex5) | 本製品のMT5用ファイルです。MT4には読み込めません。 |
| ライセンスファイル(.lic) | 同梱されたファイル名のまま使用します。改名・編集しないでください。 |
| 本製品の取扱説明 | 表示の読み方、導入、設定、ライセンスの復旧手順を確認します。 |
圧縮されたファイル一式は先に展開してください。複数の本体が含まれる場合は、お使いの端末に合う1本を選びます。
端末のデータフォルダを開く
使用する MT4 / MT5 の「ファイル」→「データフォルダを開く」を選びます。複数の端末がある場合は、実際に使う端末から開いてください。
本体とライセンスを分けて配置する
MT4:本体を MQL4 / Indicators、ライセンスを MQL4 / Files へ。MT5:本体を MQL5 / Indicators、ライセンスを MQL5 / Files へ置きます。Indicators の中に .lic を置かないでください。
ナビゲータからチャートへ載せる
ナビゲータのインジケータ一覧を更新し、本製品を使いたい銘柄・時間足のチャートに載せます。一覧へ出ない場合は端末を再起動してください。
表示とライセンスを確認する
端末が口座へ接続され、価格データが届いていることを確認します。表示までに新しい足が必要な場合があります。赤い3行が出たら第8章の手順で対処します。
設定項目
入力は5項目です。計算本数の項目名だけがMT4とMT5で異なります。以下は設定画面に出る名前と初期値です。
Aroon Period (bars)
高値・安値を調べる期間
- 初期値
- 14
- 使い方
- 何本の足を対象に高値・安値の時期を読むかを指定します。計算本数とは別の項目です。期間を変えると、段の幅(100 ÷ 期間の整数部)と下限が変わります。
MT4:Count Bars (bars)
MT5:Calculation Bars
計算本数
- 初期値
- 300
- 使い方
- 計算に使う本数の設定です。300本すべてに線が描かれるという意味ではありません。初期設定では最新側の約286本に線が出ます。
Up Color
上昇線の色
- 初期値
- 黄緑(#A0FF00)
- 使い方
- 高値側を読む線の色です。下降線と区別しやすい色を使います。
Dn Color
下降線の色
- 初期値
- 赤紫(#FF00FF)
- 使い方
- 安値側を読む線の色です。価格が上昇すると色が変わる設定ではありません。
Line Width
線の太さ
- 初期値
- 2
- 使い方
- 2本の線を読みやすくするための表示設定です。数値や価格の値幅を表す設定ではありません。
計算本数以外の項目名はMT4・MT5で同じです。期間や計算本数を変えたら、線の値と表示範囲を確認して使ってください。買われすぎ・売られすぎの水準や通知を設定する入力はありません。
ライセンス表示と復旧
ライセンスが通らないときは、別ウィンドウではなく主チャート左上に赤い3行が出ます。理由に応じて対処し、載せ直して表示を確認します。
| 行 | 確認する内容 |
|---|---|
| 1行目 | 本製品の英語名:Aroon Up and Down Lines |
| 2行目 | 認証できない理由を表す英文 |
| 3行目 | 判定名と、製品が読み込むライセンスのファイル名 |
理由から対処を選ぶ
| 表示の意味 | 対処 |
|---|---|
| 有効期限切れ(reason: EXPIRED) | 有効期限を確認し、更新されたライセンスを用意します。 |
| 別製品のライセンス(reason: PRODUCT_NOT_LICENSED) | 本製品の利用権が含まれるライセンスを使用します。 |
| その他の認証エラー | 表示された理由を読み、同梱名のまま正しい場所へ配置したか、対象口座などの利用条件が合っているかを確認します。 |
理由の表示はこの表の例だけではありません。解決しない場合は、購入元が案内する窓口へ製品名と判定名を伝えてください。
稼働中に止まったときの復旧
理由を直す
稼働中に失効すると、数本の新しい足のうちに2本の線が消えます。表示された理由に応じて正しいライセンスを用意してください。
本製品を再初期化する
ライセンスファイルを元に戻すだけでは復帰しません。本製品を外して載せ直すか、時間足を切り替えます。元の時間足で使う場合は、切替後に元へ戻します。
表示を確認する
価格が配信され、認証が通った状態で線が戻ることを確認します。戻らない場合は主チャート左上の理由を確認してください。
困ったとき・利用上の注意
何も表示されない
端末の口座接続、価格配信、履歴データ、本体の拡張子、ライセンスの配置先を順に確認します。必要なデータがそろうまで待ち、赤い表示があれば第8章へ進んでください。すでに拒否されていた場合は、原因を直したあと再初期化が必要です。
昔の区間に線が出ない
本製品は最新側の一部を描画します。初期設定では最新側の約286本に線が出るため、それより古い区間が空白でも表示範囲の仕様と合っています。
計算本数の初期値300は、描画される足が必ず300本になるという意味ではありません。期間も描画開始に関わります。直近の区間にも線がない場合は、必要な履歴・価格配信・ライセンス表示を確認してください。
MT4とMT5の画面を見比べたい
同じ銘柄・時間足・期間・計算本数・表示範囲で確認します。どちらも黄緑の上昇線と赤紫の下降線を読みます。目盛りは自動なので高さだけでは比較せず、数値を見てください。価格履歴が違えば値や交差の位置も変わります。
他の当社製品と一緒に使いたい
同じ主チャートに他の当社製品を載せられます。本製品を外しても他製品の表示は削除しません。ただし、描画が同じ場所で重なって読みにくくなることはあります。必要なら別チャートで見比べてください。
利用上の注意
- 形成中の足の表示は変わります。ここでの判断例は確定した足で読みます。
- 価格の動きは確約されません。例をそのまま売買ルールとせず、銘柄・時間足・スプレッド・資金管理と合わせて使ってください。
- 本製品に注文の実行機能や通知機能はありません。最終的な売買判断と注文操作はお客様が行います。
- 上昇線が高いことを買われすぎ、下降線が高いことを売られすぎと読み替えないでください。高値・安値が最近現れたことと、これから反転することは別です。
技術情報・仕様詳細
計算の考え方と表示の仕様
別ウィンドウに2系列を描画します。黄緑(#A0FF00)が Aroon Up、赤紫(#FF00FF)が Aroon Dn です。線幅の初期値は2。初期期間は14、計算本数は300です。
一般的なアルーンの計算は、期間内の高値・安値から何本経過したかを、それぞれ期間に対する割合へ換算する考え方です。本製品は既定(期間14)では9〜100を7刻みの14段階で動きます。画面の目盛りは固定せず自動調整され、水準線は描きません。目盛りがこの値域を超えて表示されても、指標の値がその範囲まで動いたことを意味しません。
描画対象外となる最古側の本数は「履歴本数 − 計算本数 + 期間 + 1」です。初期設定では最新側の約286本に線が出ます。利用できる履歴も合わせて確認してください。
データウィンドウの見出しは Aroon Up と Aroon Dn、副ウィンドウの表示名は初期設定で Aroon Up and Down Lines(14) です。通知機能はありません。
一般的な読み方の参考
高値・安値からの経過と一般的な読み方:TradingView「Aroon Indicator」。本ページの判断例は、2本の優位関係と50を目安にする読み方へ、価格の高値・安値と節目の確認を組み合わせています。
本ページの判断場面は、製品の計算・表示を取引判断へ結び付けるための例です。参照先の別サービスの設定や配色を、本製品の仕様として扱っていません。
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