Multi Period SMA Agreement Histogram
Multi Period SMA Agreement Histogram
長さの異なる複数の単純移動平均(SMA)と終値を比べ、上にある本数と下にある本数の差を水色の棒で示します。棒の向きと偏りを読み、価格の高値・安値と組み合わせて判断するための指標です。
棒の向き → 一致の偏り → 価格で確認
模式図です。棒の高さは価格の値幅や利益の大きさではありません。
まず向き0より上か下かを確認します。
次に偏り同じ設定で、棒が0から離れるか近づくかを見ます。
最後に価格高値・安値の更新や戻りを合わせて確認します。
MT4・MT5の表示を確認する
価格チャート下の別ウィンドウに、水色のヒストグラムと灰色の0の線を表示します。正負で棒の色は変わりません。掲載例は1時間足です。
画面を原寸で詳しく見る
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掲載例:EURUSD・1時間足(H1)。お使いの銘柄、時間足、背景色、表示範囲によって画面は変わります。
30秒で分かる読み方
何を測る指標か
終値が各SMAを上回れば +1、下回れば −1、等しければ0として足し合わせます。上回る本数から下回る本数を引いた値が、水色の棒になります。
既定では6本刻みで、6・12・18…216期間のSMAを36本比較します。SMAの参照には8本のシフトが入ります。通常のシフトなしSMAとの単純な比較とは異なります。
棒の高さは一致の偏り
既定の計算値は −36〜+36 の範囲です。価格の上昇率や下降率を表すものではありません。
右軸は自動調整
計算値の範囲と画面の目盛りは別です。右軸が −36〜+36 に固定されるわけではありません。
トレード判断に使う6つの場面
以下は、確定した足と実際の価格を組み合わせる使い方の例です。「指標 → 価格で確認 → 行動 → 当てはまらない条件」の順に読みます。
正の棒が続く
- 指標
- 0より上の棒が続き、偏りが保たれる。
- 価格
- 高値・安値の切り上げを確認。
- 検討
- 上向きの価格条件が揃った場合の買い候補として検討。
- 除外条件
- 価格が節目で抑えられ、切り上げが崩れる。
負の棒が続く
- 指標
- 0より下の棒が続き、偏りが保たれる。
- 価格
- 高値・安値の切り下げを確認。
- 検討
- 下向きの価格条件が揃った場合の売り候補として検討。
- 除外条件
- 価格が下げ止まり、安値を更新できない。
負から正へ移る
- 指標
- 確定した足で棒が0の下から上へ移る。
- 価格
- 直近高値の突破や安値の切り上げを見る。
- 検討
- 価格でも向きが変わったかを確かめてから検討。
- 除外条件
- 棒だけが切り替わり、価格に追随がない。
正から負へ移る
- 指標
- 確定した足で棒が0の上から下へ移る。
- 価格
- 直近安値の割れや高値の切り下げを見る。
- 検討
- 価格でも下向きの変化があるかを確かめる。
- 除外条件
- 価格が支持され、負の棒が続かない。
0の近くを往復する
- 指標
- 正負が頻繁に入れ替わり、偏りが小さい。
- 価格
- 価格も狭い範囲で往復しているか確認。
- 検討
- 方向が揃うまで待つ。
- 除外条件
- 価格が明確に範囲を抜けた場合は改めて評価。
偏りが弱まる
- 指標
- 正の棒が縮む、または負の棒が0へ戻る。
- 価格
- 価格の勢いの鈍化や節目を確認。
- 検討
- 保有理由と事前に決めた退出条件を見直す。
- 除外条件
- 棒の縮小だけで反対方向の取引を確定しない。
実際の判断手順
設定を揃える
Series Count・Series Interval (bars)・Maximum Bars を確認します。異なる設定の棒を同じ基準で比較しません。
確定足の向きを見る
0の上下と、直前の棒からの変化を見ます。
価格の条件を重ねる
高値・安値、節目、値幅を確認し、指標だけの変化と区別します。
見送り条件を確認
価格と矛盾する、0付近で揺れる、必要な履歴がない場合は判断を保留します。
入る前に決めること
損失を許容できる範囲、取引量、退出条件を先に決めます。棒の高さを利益の見込みへ置き換えないでください。
建てたあとの選び方
棒が弱まったときは価格と保有理由を確認します。反対側へ移っただけで自動的に売買を反転させるものではありません。
導入と同梱物の確認
| ファイル | 使う場所・用途 |
|---|---|
| MultiPeriodSMAAgreementHistogram.ex4 | 本製品のMT4用ファイルです。同梱された名前のまま使います。 |
| MultiPeriodSMAAgreementHistogram.ex5 | 本製品のMT5用ファイルです。MT4には読み込めません。 |
| ライセンスファイル(.lic) | 同梱されたファイル名のまま使用します。改名・編集しないでください。 |
| 本製品の取扱説明 | 表示の読み方、導入、設定、ライセンスの復旧手順を確認します。 |
圧縮されたファイル一式は先に展開してください。複数の本体が含まれる場合は、お使いの端末に合う1本を選びます。
端末のデータフォルダを開く
使用する MT4 / MT5 の「ファイル」→「データフォルダを開く」を選びます。複数の端末がある場合は、実際に使う端末から開いてください。
本体とライセンスを分けて配置する
MT4:本体を MQL4 / Indicators、ライセンスを MQL4 / Files へ。MT5:本体を MQL5 / Indicators、ライセンスを MQL5 / Files へ置きます。Indicators の中に .lic を置かないでください。
ナビゲータからチャートへ載せる
ナビゲータのインジケータ一覧を更新し、本製品を使いたい銘柄・時間足のチャートに載せます。一覧へ出ない場合は端末を再起動してください。
表示とライセンスを確認する
端末が口座へ接続され、価格データが届いていることを確認します。表示までに新しい足が必要な場合があります。赤い3行が出たら第8章の手順で対処します。
設定項目
MT4・MT5とも次の3項目です。すべて整数の設定です。色を変える設定はなく、水色の棒と灰色の0の線は顧客が変更できません。
計算を変える設定
Series Count
初期値 36。比較するSMAの本数です。1以上を指定します。0以下では計算しません。
Series Interval (bars)
初期値 6。SMA期間の間隔です。1以上を指定します。既定では6〜216期間の36本になります。0以下では計算しません。
Maximum Bars
初期値 1000。計算する過去側の範囲を制限します。0は形成中の足だけを対象とし、負の値では計算しません。導入時は現在の足からこの数だけ過去の足までが範囲になります(履歴が十分なら既定で最大1001本)。
計算範囲より古い左端が空になるのは欠陥ではありません。より古い期間を見たい場合は Maximum Bars と必要な価格履歴を確認してください。
ライセンス表示と復旧
ライセンスが通らないときは、主チャート左上に赤い3行が出ます。理由に応じて対処し、載せ直して表示を確認します。
| 行 | 確認する内容 |
|---|---|
| 1行目 | 本製品の英語名:Multi Period SMA Agreement Histogram |
| 2行目 | 認証できない理由を表す英文 |
| 3行目 | 判定名と、製品が読み込むライセンスのファイル名 |
理由から対処を選ぶ
| 表示の意味 | 対処 |
|---|---|
| 有効期限切れ(reason: EXPIRED) | 有効期限を確認し、更新されたライセンスを用意します。 |
| 別製品のライセンス(reason: PRODUCT_NOT_LICENSED) | 本製品の利用権が含まれるライセンスを使用します。 |
| その他の認証エラー | 表示された理由を読み、同梱名のまま正しい場所へ配置したか、対象口座などの利用条件が合っているかを確認します。 |
理由の表示はこの表の例だけではありません。解決しない場合は、購入元が案内する窓口へ製品名と判定名を伝えてください。
稼働中に止まったときの復旧
理由を直す
通常の稼働中に認証が失効すると、次の足ができたときに表示が消えます。価格配信が続く1時間足では最大1時間待つ場合があります。価格配信が止まっている間は、次の足を受信するまで確認が進みません。表示された理由に応じて正しいライセンスを用意してください。
本製品を再初期化する
ライセンスファイルを元に戻すだけでは復帰しません。本製品を外して載せ直すか、時間足を切り替えます。元の時間足で使う場合は、切替後に元へ戻します。
表示を確認する
価格が配信され、認証が通った状態で本製品の表示が戻ることを確認します。戻らない場合は主チャート左上の理由を確認してください。
困ったとき・利用上の注意
何も表示されない
端末の口座接続、価格配信、履歴データ、本体の拡張子、ライセンスの配置先を順に確認します。必要なデータがそろうまで待ち、赤い表示があれば第8章へ進んでください。すでに拒否されていた場合は、原因を直したあと再初期化が必要です。
左端が空、または棒が0になっている
Maximum Bars より古い範囲は計算対象外です。また、比較するSMAには期間に応じた履歴が必要です。Series Count や Series Interval (bars) を増やした場合は、必要な履歴も増えます。
0は上回る本数と下回る本数の差がないことを表します。すべての移動平均が同じ値であるという意味ではありません。
MT4とMT5の画面を見比べたい
同じ銘柄・時間足・設定・表示本数で棒を見比べてください。副窓の先頭に出る文字はファイル名または短縮名で、読みやすい正式名は主チャート左上に表示されます。副窓の文字を正式な製品名として読み替える必要はありません。
他の当社製品と一緒に使いたい
同じ主チャートに他の当社製品を載せられます。本製品を外しても他製品の表示は削除しません。ただし、描画が同じ場所で重なって読みにくくなることはあります。必要なら別チャートで見比べてください。
利用上の注意
- 形成中の足では終値と比較結果が変わり、棒の高さや向きが変化します。
- 価格の動きは確約されません。例をそのまま売買ルールとせず、銘柄・時間足・スプレッド・資金管理と合わせて使ってください。
- 本製品に注文の実行機能や通知機能はありません。最終的な売買判断と注文操作はお客様が行います。
- 複数のSMAは同じ価格履歴から計算されます。本数が多く一致しても、独立した多数の根拠が揃ったという意味ではありません。
技術情報・仕様詳細
計算の考え方と表示の仕様
表示は水色のヒストグラムと、値0の灰色の線です。目盛りは自動調整で、通知(警告・メール・音)はありません。
各足の終値と、期間が Series Interval (bars) の1倍〜 Series Count 倍の単純移動平均を比較します。移動平均の計算価格は終値、シフトは8です。
表示値=終値がSMAを上回る本数 − 下回る本数。等しい比較は加点も減点もしません。理論上の範囲は −Series Count〜+Series Count です。
Maximum Bars は現在の足からの過去側の位置を制限します。履歴の本数によって実際の計算範囲は短くなります。
一般的な読み方の参考
移動平均との位置関係を複数の期間で集計する指標です。通常の移動平均の交差そのものではなく、終値が各SMAの上か下かを見る点に注意してください。
本ページの判断場面は、製品の計算・表示を取引判断へ結び付けるための例です。色や交差だけで売買を確定せず、価格条件とリスクを確認してください。
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