RSI Ichimoku Cloud
RSI Ichimoku Cloud
RSIの動きを、転換線・基準線と雲で整理します。価格そのものの一目均衡表ではなく、別ウィンドウの線と雲を見て、価格の流れを確認する補助に使います。
線の位置 → 雲との関係 → 価格で確認
模式図です。線と雲の位置は、将来の値動きを保証しません。
まず2本の線水色の転換線と赤紫の基準線を比較。
次に雲線が雲の上・中・下のどこにあるか確認。
最後に価格価格の高値・安値と矛盾していないかを見る。
MT4・MT5の表示を確認する
価格チャート下の別ウィンドウに、RSIを基にした線と雲を表示します。水色は転換線、赤紫は基準線、黄色は遅行線です。掲載例は1時間足です。
画面を原寸で詳しく見る
画面を原寸で詳しく見る
掲載例:EURUSD・1時間足(H1)。お使いの銘柄、時間足、背景色、表示範囲によって画面は変わります。
30秒で分かる読み方
価格ではなく、RSIの高低を一目均衡表の形で読む
高値・安値をそれぞれ使ったRSIの期間内の最大・最小から、転換線と基準線を作ります。通常の価格の一目均衡表を、そのまま別窓へ移したものではありません。
転換線と基準線
転換線は既定9本、基準線は26本の範囲を使います。
雲
先行スパンAとBの間。黄緑はA側、橙はB側の表示です。
遅行線と参照水準
遅行線は終値RSI。30・50・70の水平水準があり、目盛りは自動です。
先行表示は、すでに計算した値の表示位置を変えたものです。未来の価格を計算しているわけではありません。
トレード判断に使う6つの場面
以下は、確定した足と実際の価格を組み合わせる使い方の例です。「指標 → 価格で確認 → 行動 → 当てはまらない条件」の順に読みます。
上向きの関係を価格で確かめる
- 指標
- 転換線が基準線を上回り、雲の上で推移する。
- 価格
- 高値を更新し、押し安値を維持する。
- 検討
- 買いの根拠がそろうか確認。
- 除外条件
- 価格は下落を続け、線の交差だけが起きる。
下向きの関係を価格で確かめる
- 指標
- 転換線が基準線を下回り、雲の下で推移する。
- 価格
- 安値を更新し、戻り高値を越えない。
- 検討
- 売りの根拠がそろうか確認。
- 除外条件
- 価格は上昇を続け、線の交差だけが起きる。
雲の中で交差が続く
- 指標
- 線が雲に入り、短い間隔で交差する。
- 価格
- 高値・安値が狭い範囲で往復する。
- 検討
- 価格の方向が定まるまで待つ。
- 除外条件
- 雲の色だけで次の方向を断定する。
価格の根拠が続いている
- 指標
- 線と雲の位置関係を補助に使う。
- 価格
- 当初の押し安値・戻り高値の条件を守る。
- 検討
- 保有計画と照合する。
- 除外条件
- 線の位置が有利なら損失を放置してよいと考える。
価格が目標へ到達する
- 指標
- 交差や雲への接近を補助情報にする。
- 価格
- 事前の目標へ達し、更新が鈍る。
- 検討
- 利確・縮小の条件を確認。
- 除外条件
- 70や30への到達だけで必ず反転すると考える。
保有の根拠が崩れる
- 指標
- 反対方向の交差も確認する。
- 価格
- 決めていた撤退水準を破る。
- 検討
- 事前の撤退手順を優先。
- 除外条件
- 雲が支えるはずだと撤退を先延ばしする。
実際の判断手順
同じ時点で線と雲を見る
ずらして描かれた線を含むため、表示上の位置と計算対象の時点を混同しないでください。
交差の前後を確認する
一瞬の交差だけでなく、確定足で位置関係が続くかを見ます。
価格の高値・安値を確認する
指標の関係と価格の更新方向がそろうか照合します。
行動と撤退を決める
根拠がそろわなければ見送り、入る場合は撤退条件も決めます。
入る前に決めること
雲は価格の支持・抵抗そのものではありません。損失の上限は実際の価格と資金管理から決めます。
建てたあとの選び方
線の交差を待ち続けるのではなく、当初の目標と撤退条件を優先します。
導入と同梱物の確認
| ファイル | 使う場所・用途 |
|---|---|
| RSIIchimokuCloud.ex4 | 本製品のMT4用ファイルです。同梱された名前のまま使います。 |
| RSIIchimokuCloud.ex5 | 本製品のMT5用ファイルです。MT4には読み込めません。 |
| ライセンスファイル(.lic) | 同梱されたファイル名のまま使用します。改名・編集しないでください。 |
| 本製品の取扱説明 | 表示の読み方、導入、設定、ライセンスの復旧手順を確認します。 |
圧縮されたファイル一式は先に展開してください。複数の本体が含まれる場合は、お使いの端末に合う1本を選びます。
端末のデータフォルダを開く
使用する MT4 / MT5 の「ファイル」→「データフォルダを開く」を選びます。複数の端末がある場合は、実際に使う端末から開いてください。
本体とライセンスを分けて配置する
MT4:本体を MQL4 / Indicators、ライセンスを MQL4 / Files へ。MT5:本体を MQL5 / Indicators、ライセンスを MQL5 / Files へ置きます。Indicators の中に .lic を置かないでください。
ナビゲータからチャートへ載せる
ナビゲータのインジケータ一覧を更新し、本製品を使いたい銘柄・時間足のチャートに載せます。一覧へ出ない場合は端末を再起動してください。
表示とライセンスを確認する
端末が口座へ接続され、価格データが届いていることを確認します。表示までに新しい足が必要な場合があります。赤い3行が出たら第8章の手順で対処します。
設定項目
設定画面には8欄ありますが、動作を変えるのは5項目です。残る3欄は情報・見出し・注記であり、計算や表示を変更する設定ではありません。項目名はMT4・MT5で共通です。
計算を変える設定
Tenkan Period (bars)
- 初期値
- 9
- 使い方
- 整数。転換線に使うRSIの高低を探す本数。
Kijun Period (bars)
- 初期値
- 26
- 使い方
- 整数。基準線の本数で、雲を先へ、遅行線を過去へずらす本数にも使います。
Senkou Period (bars)
- 初期値
- 52
- 使い方
- 整数。先行スパンBの高低を探す本数。
RSI Period (bars)
- 初期値
- 14
- 使い方
- 整数。各線の基になるRSIの期間。期間には正の整数を指定します。
見え方を変える設定
Cloud Line Style
- 初期値
- 0
- 使い方
- 雲の線種を指定します。0は実線、2は点線です。色を指定する欄ではありません。
動作を変えない情報欄
Author Site (legacy metadata)
- 初期値
- 空欄
- 使い方
- この欄は効きません。文字を入力しても計算・表示は変わりません。
RSI Settings Heading
- 初期値
Set RSI Period Below- 使い方
- RSIの期間設定を案内する見出しです。設定ではありません。
Cloud Style Options
- 初期値
2 for Dots : 0 for Line- 使い方
- Cloud Line Styleの値を説明する注記です。この文字自体を書き換えても線種は変わりません。
ライセンス表示と復旧
ライセンスが通らないときは、主チャート左上に赤い3行が出ます。理由に応じて対処し、載せ直して表示を確認します。
| 行 | 確認する内容 |
|---|---|
| 1行目 | 本製品の英語名:RSI Ichimoku Cloud |
| 2行目 | 認証できない理由を表す英文 |
| 3行目 | 判定名と、製品が読み込むライセンスのファイル名 |
理由から対処を選ぶ
| 表示の意味 | 対処 |
|---|---|
| 有効期限切れ(reason: EXPIRED) | 有効期限を確認し、更新されたライセンスを用意します。 |
| 別製品のライセンス(reason: PRODUCT_NOT_LICENSED) | 本製品の利用権が含まれるライセンスを使用します。 |
| その他の認証エラー | 表示された理由を読み、同梱名のまま正しい場所へ配置したか、対象口座などの利用条件が合っているかを確認します。 |
理由の表示はこの表の例だけではありません。解決しない場合は、購入元が案内する窓口へ製品名と判定名を伝えてください。
稼働中に止まったときの復旧
理由を直す
通常の稼働中に認証が失効すると、次の足ができたときに表示が消えます。価格配信が続く1時間足では最大1時間待つ場合があります。価格配信が止まっている間は、次の足を受信するまで確認が進みません。表示された理由に応じて正しいライセンスを用意してください。
本製品を再初期化する
ライセンスファイルを元に戻すだけでは復帰しません。本製品を外して載せ直すか、時間足を切り替えます。元の時間足で使う場合は、切替後に元へ戻します。
表示を確認する
価格が配信され、認証が通った状態で本製品の表示が戻ることを確認します。戻らない場合は主チャート左上の理由を確認してください。
困ったとき・利用上の注意
何も表示されない
端末の口座接続、価格配信、履歴データ、本体の拡張子、ライセンスの配置先を順に確認します。必要なデータがそろうまで待ち、赤い表示があれば第8章へ進んでください。すでに拒否されていた場合は、原因を直したあと再初期化が必要です。
雲が短い・先まで伸びる・線が重なる
雲は基準線の期間だけ先へ、遅行線は同じ本数だけ過去へずらして描きます。価格と同じ時点の計算値が同じ縦位置にあるとは限りません。
各期間を超える履歴が必要です。既定では雲の一部の描画開始に最古側77本の区間が必要となります。履歴を増やし、横方向の表示範囲も確認してください。
目盛りは自動です。30・50・70の参照水準が、どの掲載範囲でもすべて見えるとは限りません。
MT4とMT5の画面を見比べたい
銘柄・時間足・4つの期間・Cloud Line Style・表示本数をそろえます。掲載例は1時間足(H1)です。
他の当社製品と一緒に使いたい
同じ主チャートに他の当社製品を載せられます。本製品を外しても他製品の表示は削除しません。ただし、描画が同じ場所で重なって読みにくくなることはあります。必要なら別チャートで見比べてください。
利用上の注意
- 形成中の足に関係するRSIと線の値は変わります。雲の先行表示を、将来の値が確定した表示と考えないでください。
- 価格の動きは確約されません。例をそのまま売買ルールとせず、銘柄・時間足・スプレッド・資金管理と合わせて使ってください。
- 本製品に注文の実行機能や通知機能はありません。最終的な売買判断と注文操作はお客様が行います。
- 交差、雲の色、30・70への到達だけで反転や継続を断定しません。
技術情報・仕様詳細
計算の考え方と表示の仕様
転換線は、Tenkan Period (bars)内の高値RSIの最大と安値RSIの最小の平均です。基準線も同じ考え方でKijun Period (bars)を使います。RSI自体の期間はRSI Period (bars)です。
先行スパンA=(転換線+基準線)÷2。先行スパンBはSenkou Period (bars)内の高値RSIの最大と安値RSIの最小の平均です。両方をKijun Period (bars)本先へ表示します。遅行線は終値RSIを同じ本数だけ過去へ表示します。
雲の塗り分けと境界、転換線・基準線・遅行線を組み合わせています。塗り分け用の描画を、独立した売買サインとして数えるものではありません。
一般的な読み方の参考
RSIの位置関係を整理する読み方です。価格の一目均衡表と同じ数値・意味になるとは限らず、価格そのものの高値・安値を併せて確認します。
本ページの判断場面は、製品の計算・表示を取引判断へ結び付けるための例です。色や交差だけで売買を確定せず、価格条件とリスクを確認してください。
商品についてのレビュー投稿をお待ちしております。

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