Open and Close Weighted-Price FIR Histogram
Open and Close Weighted-Price FIR Histogram
始値寄りと終値寄りの価格をそれぞれ滑らかにし、2本のFIR線の間を価格チャート上の帯として表示します。帯の色と幅を価格の動きと見比べる指標で、売買の合図や利益を保証するものではありません。
2本のFIR線の上下 → 帯の色と幅 → 価格でも確認
上下関係を示す模式図です。帯の色は、その後の値動きを予告しません。
まず色終値寄りと始値寄りの、どちらのFIR線が上かを読む。
次に幅2本の間隔と丸めの設定を確認。帯がない足もある。
価格で確認高値・安値や事前の撤退条件と照らし合わせる。
MT4・MT5の表示を確認する
主チャートの価格に重ねて黄緑・橙の帯を表示します。別ウィンドウに0を基準とする棒を出す製品ではありません。掲載例はEURUSDの1分足で、Decimal Digitsは既定の4です。丸めで2本が同じ値になる足では帯が出ません。
画面を原寸で詳しく見る
画面を原寸で詳しく見る
掲載例:EURUSD・1分足(M1)。お使いの銘柄、時間足、背景色、表示範囲によって画面は変わります。
30秒で分かる読み方
始値寄り・終値寄りの価格の違いを、66本のFIR計算でならす
各足の始値・高値・安値・終値の平均に、終値または始値をもう一度組み合わせ、2種類の価格を作ります。それぞれに同じ66個の固定係数を掛けて合計し、指定した小数桁へ丸めます。この2本のFIR線の間が帯です。
色が示すもの
丸めた2本の上下関係です。黄緑が上昇率、橙が下落率を直接示すわけではありません。
幅が示すもの
2本の計算値の差です。期間や価格水準をまたいで、同じ幅を同じ強さと決めつけません。
測れないもの
買われすぎ・売られすぎの固定水準や、将来の到達価格は示しません。
トレード判断に使う6つの場面
以下は、確定した足と実際の価格を組み合わせる使い方の例です。「指標 → 価格で確認 → 行動 → 当てはまらない条件」の順に読みます。
黄緑の帯と価格の上向きを照合
- 指標
- 終値寄りが上にある黄緑の帯を確定足で確認。
- 価格
- 安値を維持し、直近高値を越えるか確認。
- 検討
- 別に定めた買いの条件がそろうか検討。
- 除外条件
- 色だけ黄緑で、価格の高値・安値が上向いていない。
橙の帯と価格の下向きを照合
- 指標
- 始値寄りが上にある橙の帯を確定足で確認。
- 価格
- 戻り高値を越えず、直近安値を割るか確認。
- 検討
- 別に定めた売りの条件がそろうか検討。
- 除外条件
- 色だけ橙で、価格が安値を更新していない。
帯が途切れる・色が細かく替わる
- 指標
- 同値による帯なしや、短い色の切替が続く。
- 価格
- 価格が狭い範囲で往復していないかを見る。
- 検討
- 方向を決めず、丸めの設定も確認して待つ。
- 除外条件
- 帯がないだけで故障や売買の好機と判断する。
帯と価格の根拠が続いているか
- 指標
- 想定した上下関係が続くかを補助的に見る。
- 価格
- 当初の保有条件と高値・安値の維持を確認。
- 検討
- 事前の保有計画に照らして継続を検討。
- 除外条件
- 帯の色だけを理由に撤退条件を無視する。
事前の目標や価格の失速を確認
- 指標
- 帯の幅が縮む場合も、丸めの影響と分ける。
- 価格
- 目標到達や高値・安値の更新停止を確認。
- 検討
- 事前に決めた利確・縮小条件を優先。
- 除外条件
- 帯が細くなれば必ず反転すると決めつける。
価格が当初の根拠を崩した
- 指標
- 帯の色にかかわらず、参考情報として扱う。
- 価格
- 事前に決めた撤退水準を破ったか確認。
- 検討
- あらかじめ定めた損切り・手仕舞い手順へ。
- 除外条件
- 帯が反対色になるまで撤退を先延ばしする。
実際の判断手順
銘柄・時間足・設定を確認
Count Bars (bars)とDecimal Digits、対象の確定足を確認します。
色と帯なしを分けて読む
黄緑・橙は2本の上下関係です。帯なしは丸めによる同値の場合もあります。
価格の根拠と照合
直近高値・安値や想定した相場の範囲と見比べます。
行動と撤退条件を決める
指標だけで売買を確定せず、価格条件と許容損失に基づく計画を優先します。
入る前に決めること
帯は注文を出さず、損失も限定しません。入る前に許容損失と撤退水準を決めます。帯の位置を自動の損切り線として扱わないでください。
建てたあとの選び方
保有中は価格の根拠、事前の目標、撤退条件を優先します。色や幅の変化だけに判断を任せません。
導入と同梱物の確認
| ファイル | 使う場所・用途 |
|---|---|
| MT4用インジケータ本体(.ex4) | 本製品のMT4用ファイルです。同梱された名前のまま使います。 |
| MT5用インジケータ本体(.ex5) | 本製品のMT5用ファイルです。MT4には読み込めません。 |
| ライセンスファイル(.lic) | 同梱されたファイル名のまま使用します。改名・編集しないでください。 |
| 本製品の取扱説明 | 表示の読み方、導入、設定、ライセンスの復旧手順を確認します。 |
圧縮されたファイル一式は先に展開してください。複数の本体が含まれる場合は、お使いの端末に合う1本を選びます。
端末のデータフォルダを開く
使用する MT4 / MT5 の「ファイル」→「データフォルダを開く」を選びます。複数の端末がある場合は、実際に使う端末から開いてください。
本体とライセンスを分けて配置する
MT4:本体を MQL4 / Indicators、ライセンスを MQL4 / Files へ。MT5:本体を MQL5 / Indicators、ライセンスを MQL5 / Files へ置きます。Indicators の中に .lic を置かないでください。
ナビゲータからチャートへ載せる
ナビゲータのインジケータ一覧を更新し、本製品を使いたい銘柄・時間足のチャートに載せます。一覧へ出ない場合は端末を再起動してください。
表示とライセンスを確認する
端末が口座へ接続され、価格データが届いていることを確認します。表示までに新しい足が必要な場合があります。赤い3行が出たら第8章の手順で対処します。
設定項目
入力は2項目で、MT4・MT5の表示ラベルと初期値は共通です。
Count Bars (bars)
- 初期値
- 1000
- 使い方
- 整数。直近から計算する足数の上限です。履歴全体が65本以下、またはこの値が0以下なら計算しません。66本の参照が必要なため、履歴量によって計算できる範囲は少なくなります。
Decimal Digits
- 初期値
- 4
- 使い方
- 整数。2本のFIR値を丸める小数桁数です。既定4は0.0001刻み。銘柄の表示桁数を変更する項目ではありません。5にすれば0.00001刻みになりますが、帯が必ず出ることを保証しません。
FIRの66個の係数や期間を変更する入力はありません。黄緑・橙は掲載画像の既定色です。
ライセンス表示と復旧
ライセンスが通らないときは、主チャート左上に赤い3行が出ます。理由に応じて対処し、載せ直して表示を確認します。
| 行 | 確認する内容 |
|---|---|
| 1行目 | 本製品の英語名:Open and Close Weighted-Price FIR Histogram |
| 2行目 | 認証できない理由を表す英文 |
| 3行目 | 判定名と、製品が読み込むライセンスのファイル名 |
理由から対処を選ぶ
| 表示の意味 | 対処 |
|---|---|
| 有効期限切れ(reason: EXPIRED) | 有効期限を確認し、更新されたライセンスを用意します。 |
| 別製品のライセンス(reason: PRODUCT_NOT_LICENSED) | 本製品の利用権が含まれるライセンスを使用します。 |
| その他の認証エラー | 表示された理由を読み、同梱名のまま正しい場所へ配置したか、対象口座などの利用条件が合っているかを確認します。 |
理由の表示はこの表の例だけではありません。解決しない場合は、購入元が案内する窓口へ製品名と判定名を伝えてください。
稼働中に止まったときの復旧
理由を直す
稼働中の有効期限切れなどは、次の足での再判定時に表示へ反映されます。新しい足の価格データが届くまで、直ちに消えるとは限りません。表示された理由に応じて正しいライセンスを用意してください。
本製品を再初期化する
ライセンスファイルを元に戻すだけでは復帰しません。本製品を外して載せ直すか、時間足を切り替えます。元の時間足で使う場合は、切替後に元へ戻します。
表示を確認する
価格が配信され、認証が通った状態で本製品の表示が戻ることを確認します。戻らない場合は主チャート左上の理由を確認してください。
困ったとき・利用上の注意
何も表示されない
端末の口座接続、価格配信、履歴データ、本体の拡張子、ライセンスの配置先を順に確認します。必要なデータがそろうまで待ち、赤い表示があれば第8章へ進んでください。すでに拒否されていた場合は、原因を直したあと再初期化が必要です。
帯が出ない・途切れる
Count Bars (bars)が正の値か、66本以上の履歴があるかを確認します。左端には計算や表示の対象外の範囲があります。履歴を増やしてから、直近の足で確認してください。
履歴と認証に問題がなくても、Decimal Digitsで丸めた2本が同じ値なら帯が出ません。既定4では5桁の銘柄で同値になる足が多くなります。帯なしを欠陥や相場の停止と断定しないでください。
MT4とMT5の画面を見比べたい
同じ銘柄・時間足・時刻の足で、Count Bars (bars)とDecimal Digitsをそろえます。掲載例はEURUSD・1分足です。縦方向の価格範囲の違いも確認します。
他の当社製品と一緒に使いたい
同じ主チャートに他の当社製品を載せられます。本製品を外しても他製品の表示は削除しません。ただし、描画が同じ場所で重なって読みにくくなることはあります。必要なら別チャートで見比べてください。
利用上の注意
- 形成中の足では高値・安値・終値が変わるため、帯の幅や色が変わることがあります。確定足と区別して確認してください。
- 価格の動きは確約されません。例をそのまま売買ルールとせず、銘柄・時間足・スプレッド・資金管理と合わせて使ってください。
- 本製品に注文の実行機能や通知機能はありません。最終的な売買判断と注文操作はお客様が行います。
- 黄緑・橙や帯の切替は売買の合図ではありません。色や幅だけから将来の値動きや利益を保証することはできません。
技術情報・仕様詳細
計算の考え方と表示の仕様
各足の四本値平均をA=(始値+高値+安値+終値)÷4とすると、終値寄りの入力価格は(A+終値)÷2、始値寄りは(A+始値)÷2です。各入力価格について、対象足から65本前までの66本に固定係数を掛けて合計します。係数には正負があり、単純移動平均ではありません。
始値寄りFIR = Σ c[k] ×(A[k]+始値[k])÷2
k = 0〜65
最後にそれぞれをDecimal Digits桁へ丸めます。終値寄りが上なら黄緑、始値寄りが上なら橙で、2本の間を塗ります。丸めた値が等しい足には塗る幅がありません。0から価格までを塗る表示ではありません。
計算対象は直近から最大Count Bars (bars)本で、履歴全体から参照用の65本を残せる範囲に限られます。最古側からCount Bars (bars)本ぶんは表示開始位置より前となり、履歴の左端が空になることがあります。計算範囲と表示範囲は同じ意味ではありません。
一般的な読み方の参考
滑らかにした2種類の価格の関係を見る補助として使います。帯が遅れて変化することや、丸めによって小さな差が消えることを踏まえ、価格の動きと合わせて判断します。
本ページの判断場面は、製品の計算・表示を取引判断へ結び付けるための例です。色や交差だけで売買を確定せず、価格条件とリスクを確認してください。
商品についてのレビュー投稿をお待ちしております。

ログイン
