Bulls Power Oscillator
Bulls Power Oscillator
各足の高値が、終値の指数移動平均からどれだけ離れたかを棒で表示します。0との位置と数値の増減を分けて読み、買いの力の変化を価格の流れと合わせて判断します。
0との位置 → 棒の増減 → 価格の流れ
0は読み方の基準です。別の水準線はなく、目盛りは自動で変わります。
0より上か下かを見る正なら足の高値がEMAより上、負なら足の高値がEMAより下です。終値の位置を直接表すものではありません。
直前の棒と数値を比べる同じ黄緑でも増加・減少の両方があります。負の値が0へ近づくのも数値としては増加です。
価格と同じ方向か確認する買いなら価格の高値・安値切り上げを確認。売りなら価格の下降に対して、正の値が減る場面などを点検します。
MT4・MT5の表示を確認する
価格チャート下の別ウィンドウに、黄緑の単色ヒストグラムを表示します。棒が0の上か下か、前の棒より数値が増えたかを確認します。
画面を原寸で詳しく見る
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掲載例:EURUSD・1分足。お使いの銘柄、時間足、背景色、表示範囲によって画面は変わります。
30秒で分かる読み方
高値と平均の距離を測る
ブルズパワーは、対象の足の高値から、終値で計算したEMA(指数移動平均)を引いた値です。EMAは最近の価格を重く見る平均で、初期設定では13本を使います。
正の値が増える
高値が平均を上回る幅が広がっています。買い側の力を読む材料ですが、高値更新や押し目の形を価格で確認します。
正の値が減る
高値が平均を上回る幅が縮んでいます。価格も下降傾向なら戻りの弱さを観察する材料です。減っただけで下落が確定するわけではありません。
負の値
足の高値が平均より下にあります。負の値が0に近づくと数値は増加していますが、それだけで価格の上昇転換とは決めません。
棒は増加・減少どちらも黄緑です。負の棒が短くなるのは数値の増加、長くなるのは数値の低下。値は価格差であり、%や自動換算されたpipsではありません。
トレード判断に使う6つの場面
以下は、確定した足と実際の価格を組み合わせる使い方の例です。「指標 → 価格で確認 → 行動 → 当てはまらない条件」の順に読みます。
押し目後の回復を確認
- 指標
- 正の値が増え始める、または負から正へ移る。
- 価格
- 安値を切り上げ、押し目内の高値を超えて確定する。
- 検討
- 上昇再開を確認して買いを検討。
- 除外条件
- 棒だけが増える、価格の戻り高値を超えない、抵抗帯が近い。
下降中の戻りが弱い
- 指標
- 0より上にあるが、正の値が減少し始める。
- 価格
- 高値・安値が切り下がり、戻り高値を超えず直近安値を割る。
- 検討
- 下降再開を確認して売りを検討。
- 除外条件
- 価格の下降傾向がない、棒が減っただけ、下抜け未確認。
価格と棒の山が一致しない
- 指標
- 前の山より棒の山が低い。
- 価格
- 価格は前の高値を更新している。
- 検討
- 上昇の弱まりの候補として出口や押し目を点検。
- 除外条件
- 山の違いだけで売らない。比較する足と価格の高値をそろえる。
0付近で方向が定まらない
- 指標
- 小さい正負の値を繰り返す。
- 価格
- 価格も同じ範囲を往復している。
- 検討
- 価格の範囲の突破と棒の変化がそろうまで待つ。
- 除外条件
- 0通過だけを売買条件にしない。強い価格方向が出たら再評価。
買いの価格構造が続く
- 指標
- 正の値を保ち、押し目後に再び増える。
- 価格
- 押し目安値を守り高値を更新する。
- 検討
- 価格の根拠が保たれる間は継続を検討。
- 除外条件
- 棒が正でも損切り価格に達したら継続理由にしない。
買いの勢いの低下を点検
- 指標
- 正の値が縮む、山が低くなる、負へ移る。
- 価格
- 高値更新失敗、目標到達、押し目安値割れを確認。
- 検討
- 利益確定・縮小を検討。無効条件なら損切り・手仕舞い。
- 除外条件
- 棒の色変化は起きない。負になるまで損切りを待たない。
実際の判断手順
0と価格の方向を確認
買いの例では、価格の高値・安値が切り上がる環境を先に確かめます。棒が正というだけでは上昇トレンドと決めません。
押し目の後の増加を見る
押し目で小さくなった値が増え始めるかを観察します。EMAが変動しても値は変わるため、価格の動きも合わせて確認します。
価格の突破を確定足で待つ
押し目内の高値を超えて足が確定したら買いを検討します。形成中の棒が伸びた瞬間だけでは判断しません。
出口を先に決める
押し目安値割れなどの無効条件と次の抵抗帯を確認します。保有後は価格の更新と棒の山を点検し、損切りは棒の変化を待たず行います。
入る前に決めること
表示値は高値とEMAの価格差で、口座の許容損失や損切り幅の指定ではありません。価格の節目から出口を決め、その距離と許容損失に合わせて取引量を考えます。
建てたあとの選び方
根拠が続けば保有継続を検討します。反対の兆候が出たら利益確定・縮小、事前の無効条件に達したら損切り・手仕舞いを検討します。買いと売りを単純に色で反転させません。売り保有時も、価格の戻り高値と下落継続を優先し、棒の増加を点検材料とします。
導入と同梱物の確認
| ファイル | 使う場所・用途 |
|---|---|
| MT4用インジケータ本体(.ex4) | 本製品のMT4用ファイルです。同梱された名前のまま使います。 |
| MT5用インジケータ本体(.ex5) | 本製品のMT5用ファイルです。MT4には読み込めません。 |
| ライセンスファイル(.lic) | 同梱されたファイル名のまま使用します。改名・編集しないでください。 |
| 本製品の取扱説明 | 表示の読み方、導入、設定、ライセンスの復旧手順を確認します。 |
圧縮されたファイル一式は先に展開してください。複数の本体が含まれる場合は、お使いの端末に合う1本を選びます。
端末のデータフォルダを開く
使用する MT4 / MT5 の「ファイル」→「データフォルダを開く」を選びます。複数の端末がある場合は、実際に使う端末から開いてください。
本体とライセンスを分けて配置する
MT4:本体を MQL4 / Indicators、ライセンスを MQL4 / Files へ。MT5:本体を MQL5 / Indicators、ライセンスを MQL5 / Files へ置きます。Indicators の中に .lic を置かないでください。
ナビゲータからチャートへ載せる
ナビゲータのインジケータ一覧を更新し、本製品を使いたい銘柄・時間足のチャートに載せます。一覧へ出ない場合は端末を再起動してください。
表示とライセンスを確認する
端末が口座へ接続され、価格データが届いていることを確認します。表示までに新しい足が必要な場合があります。赤い3行が出たら第8章の手順で対処します。
設定項目
入力は1項目です。MT4・MT5とも同じ名前です。
Bulls Period (bars)
- 初期値
- 13
- 使い方
- 終値のEMAに使う期間です。正の整数で指定し、計算期間を超える履歴が必要です。0以下では計算しません。期間を変えると比較する平均が変わるため、数値や0を通過する位置も変わります。
入力欄に色や太さの項目はありません。計算に使う価格は高値と終値のEMAで、適用価格を切り替える入力もありません。EMA自体の線は表示しません。
ライセンス表示と復旧
ライセンスが通らないときは、主チャート左上に赤い3行が出ます。理由に応じて対処し、載せ直して表示を確認します。
| 行 | 確認する内容 |
|---|---|
| 1行目 | 本製品の英語名:Bulls Power Oscillator |
| 2行目 | 認証できない理由を表す英文 |
| 3行目 | 判定名と、製品が読み込むライセンスのファイル名 |
理由から対処を選ぶ
| 表示の意味 | 対処 |
|---|---|
| 有効期限切れ(reason: EXPIRED) | 有効期限を確認し、更新されたライセンスを用意します。 |
| 別製品のライセンス(reason: PRODUCT_NOT_LICENSED) | 本製品の利用権が含まれるライセンスを使用します。 |
| その他の認証エラー | 表示された理由を読み、同梱名のまま正しい場所へ配置したか、対象口座などの利用条件が合っているかを確認します。 |
理由の表示はこの表の例だけではありません。解決しない場合は、購入元が案内する窓口へ製品名と判定名を伝えてください。
稼働中に止まったときの復旧
理由を直す
稼働中に失効すると、新しい足の進行に伴って本製品の棒が消えます。表示された理由に応じて正しいライセンスを用意してください。
本製品を再初期化する
ライセンスファイルを元に戻すだけでは復帰しません。本製品を外して載せ直すか、時間足を切り替えます。元の時間足で使う場合は、切替後に元へ戻します。
表示を確認する
価格が配信され、認証が通った状態で棒が戻ることを確認します。戻らない場合は主チャート左上の理由と計算期間・履歴を確認してください。
困ったとき・利用上の注意
何も表示されない
端末の口座接続、価格配信、履歴データ、本体の拡張子、ライセンスの配置先を順に確認します。必要なデータがそろうまで待ち、赤い表示があれば第8章へ進んでください。すでに拒否されていた場合は、原因を直したあと再初期化が必要です。
黄緑なのに負の棒が出る
色分け式のヒストグラムではなく、全ての棒が黄緑です。高値がEMAより下なら負の値となり、棒は0より下に出ます。色ではなく、0との位置と数値の増減で読んでください。
MT4とMT5の画面を見比べたい
銘柄・時間足・Bulls Period (bars)・履歴と比較する足をそろえます。縦軸は自動なので、見た目の棒の高さだけでなくデータウィンドウの価格差を比べます。
他の当社製品と一緒に使いたい
同じ主チャートに他の当社製品を載せられます。本製品を外しても他製品の表示は削除しません。ただし、描画が同じ場所で重なって読みにくくなることはあります。必要なら別チャートで見比べてください。
利用上の注意
- 形成中の足の表示は変わります。ここでの判断例は確定した足で読みます。
- 価格の動きは確約されません。例をそのまま売買ルールとせず、銘柄・時間足・スプレッド・資金管理と合わせて使ってください。
- 本製品に注文の実行機能や通知機能はありません。最終的な売買判断と注文操作はお客様が行います。
- 正の値だけで上昇、負の値だけで売りと決めません。買われすぎ・売られすぎを決める固定水準もありません。
技術情報・仕様詳細
計算の考え方と表示の仕様
別ウィンドウに黄緑(#A0FF00)の単色ヒストグラムを表示します。目盛りは自動で、追加の水準線はありません。通知機能(Alert・メール・音)はありません。初期設定の表示名は Bulls Power Oscillator(13) です。
計算に使う価格
対象の足の高値から、終値で計算する Bulls Period (bars) 期間のEMAを引きます。棒として描く値は1種類で、EMAは計算に用いるだけです。正なら高値がEMAより上、0なら同じ、負なら高値がEMAより下です。終値がEMAより上かどうかを直接示す式ではありません。
一般的な読み方の参考
一般的な計算と、トレンド指標と組み合わせる読み方:MetaTrader 4 Help「Bulls Power」。本ページの場面は価格確認を加えた使用例であり、数値だけで売買を確定するものではありません。
本ページの判断場面は、製品の計算・表示を取引判断へ結び付けるための例です。参照先の別サービスの設定や配色を、本製品の仕様として扱っていません。
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