MQL4の年、月、日、時、分、秒の取得方法
執筆者
佐川直弘(株式会社トリロジー取締役)
年、月、日、時、分、秒の取得
年、月、日、時、分、秒をそれぞれ取得する関数
MQL4では、以下の関数を使用して現在の年、月、日、時、分、秒を取得できます:
- `Year(datetime time)`: 指定した日時の年を取得します。
- `Month(datetime time)`: 指定した日時の月を取得します。
- `Day(datetime time)`: 指定した日時の日を取得します。
- `Hour(datetime time)`: 指定した日時の時を取得します。
- `Minute(datetime time)`: 指定した日時の分を取得します。
- `Seconds(datetime time)`: 指定した日時の秒を取得します。
使用例とサンプルコード
以下のサンプルコードは、現在のサーバー時間から年、月、日、時、分、秒をそれぞれ取得して表示する方法を示しています。
- サンプルコード
- void OnStart()
{
// 現在のサーバー時間を取得
datetime serverTime = TimeCurrent();
// 年、月、日、時、分、秒をそれぞれ取得
int year = Year(serverTime);
int month = Month(serverTime);
int day = Day(serverTime);
int hour = Hour(serverTime);
int minute = Minute(serverTime);
int seconds = Seconds(serverTime);
// 取得した値を表示
Print(“年: “, year);
Print(“月: “, month);
Print(“日: “, day);
Print(“時: “, hour);
Print(“分: “, minute);
Print(“秒: “, seconds);
}
このコードを実行すると、ターミナルウィンドウに現在のサーバー時間から取得した年、月、日、時、分、秒がそれぞれ表示されます。
サンプルコードの実行結果
- 年: 2024
- 月: 6
- 日: 30
- 時: 12
- 分: 45
- 秒: 30
このように、MQL4では簡単に現在の日時情報を取得することができます。これを活用することで、トレード戦略を時間に基づいて柔軟に制御することが可能になります。次回は、日時型から特定の値を取り出す方法について詳しく見ていきます。
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