WindowXOnDropped関数|X座標の取得
佐川直弘(株式会社トリロジー取締役)
MetaTrader4(MT4)では、システムをチャートに適用する際にドラッグした箇所のX座標を取得することで、特定の位置の水平位置を確認することができます。この記事では、システムをドラッグした箇所のX座標を取得する方法について、初心者向けにわかりやすく解説します。
WindowXOnDropped関数|X座標を取得する方法
システムをチャートに適用する際にドラッグした箇所のX座標を取得するには、`WindowXOnDropped`関数を使用します。この関数を使うことで、システムがドラッグされた箇所のX座標を取得することができます。
以下は、`WindowXOnDropped`関数の基本的な仕様です:
- WindowXOnDropped関数の仕様
- int WindowXOnDropped();
この関数は、システムをマウスでドラッグした箇所のX座標を返します。座標はウィンドウの左上を原点(0,0)とする相対座標で表され、単位はピクセルです。サブウィンドウの場合は、サブウィンドウの左上を原点とする相対座標となります。
以下は、`WindowXOnDropped`関数を使ってシステムをドラッグした箇所のX座標を取得するサンプルコードです。
- ドラッグ箇所のX座標取得の例
- // システムがドラッグされた箇所のX座標を取得して表示
Print(“Dropped point X-coordinate: “, WindowXOnDropped(), " Y-coordinate: “, WindowYOnDropped());
このサンプルコードでは、`WindowXOnDropped`関数を使ってシステムがドラッグされた箇所のX座標を取得し、そのX座標とY座標を表示しています。
システムをドラッグした箇所のX座標を取得する機能は、以下のような場合に役立ちます。
- よく使われるケース
- – チャート上の特定の位置の水平位置を確認したいとき
– システムを適用する際に、その位置の座標を記録したいとき
– プログラムで動的にドラッグ位置の座標を利用したいとき
これらのケースで、`WindowXOnDropped`関数を使うことで、効率的にドラッグ箇所のX座標を取得することができます。
まとめ
MetaTrader4の`WindowXOnDropped`関数を使えば、システムをドラッグした箇所のX座標を簡単に取得できます。これにより、トレーダーは特定の位置の水平位置を把握しやすくなり、取引の精度を向上させることができます。初心者の方も、この記事を参考にぜひドラッグ箇所のX座標取得に挑戦してみてください。
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