WindowRedraw関数|チャートウィンドウの再描画
執筆者
佐川直弘(株式会社トリロジー取締役)
MetaTrader4(MT4)では、チャートウィンドウを再描画することで、最新の変更を反映させることができます。この記事では、チャートウィンドウを再描画する方法について、初心者向けにわかりやすく解説します。
WindowRedraw関数|チャートウィンドウを再描画する方法
チャートウィンドウを再描画するには、`WindowRedraw`関数を使用します。この関数を使うことで、チャートウィンドウを即座に再描画し、最新の変更を反映させることができます。
以下は、`WindowRedraw`関数の基本的な仕様です。
- WindowRedraw関数の仕様
- void WindowRedraw();
この関数は、チャートウィンドウを再描画します。戻り値はありません。通常は、図形などのオブジェクトのプロパティを変更した後に呼ばれます。
以下は、`WindowRedraw`関数を使ってチャートウィンドウを再描画するサンプルコードです。
- 再描画の例
- //—- オブジェクトの新しいプロパティを設定
ObjectSet(object_1, OBJPROP_ANGLE, angle * 2);
ObjectSet(object_1, OBJPROP_FONTSIZE, fontsize);
//—- すべてを再描画
WindowRedraw();
このサンプルコードでは、いくつかのオブジェクトのプロパティを変更した後、`WindowRedraw`関数を呼び出してチャートウィンドウを再描画しています。
チャートウィンドウを再描画する機能は、以下のような場合に役立ちます。
- よく使われるケース
- – 図形やオブジェクトのプロパティを変更した後に、すぐにその変更を反映させたいとき
– チャート上の要素を動的に更新する必要があるとき
– プログラムで複数のオブジェクトを操作し、それらの変更を一度に反映させたいとき
これらのケースで、`WindowRedraw`関数を使うことで、効率的にチャートウィンドウを再描画することができます。
まとめ
MetaTrader4の`WindowRedraw`関数を使えば、チャートウィンドウを簡単に再描画できます。これにより、トレーダーは最新の変更をすぐに反映させることができ、取引の精度を向上させることができます。初心者の方も、この記事を参考にぜひチャートウィンドウの再描画に挑戦してみてください。
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