WindowFind関数|インディケータのウィンドウを検索
佐川直弘(株式会社トリロジー取締役)
MetaTrader4(MT4)では、インディケータが適用されているウィンドウを検索することで、特定のインディケータがどのサブウィンドウに表示されているかを確認することができます。この記事では、インディケータが適用されているウィンドウを検索する方法について、初心者向けにわかりやすく解説します。
WindowFind関数|インディケータが適用されているウィンドウを検索する方法
インディケータが適用されているウィンドウを検索するには、`WindowFind`関数を使用します。この関数を使うことで、インディケータの名称(Short Name)から適用されているサブウィンドウを特定することができます(メインウィンドウは検索の対象外となります)。
以下は、`WindowFind`関数の基本的な仕様です。
- WindowFind関数の仕様
- int WindowFind(
string name // インディケータ名称 (Short Name)
);
この関数は、指定したインディケータ名称が適用されているサブウィンドウの番号を返します。見つからなかった場合は `-1` が返されます。
以下は、`WindowFind`関数を使ってインディケータが適用されているウィンドウを検索するサンプルコードです。
- インディケータ検索の例
- // MACDインディケータが適用されているウィンドウを検索
int windowIndex = WindowFind(“MACD(12,26,9)");
if(windowIndex != -1) {
Print(“MACD indicator found in window index “, windowIndex);
} else {
Print(“MACD indicator not found");}
このサンプルコードでは、`WindowFind`関数を使って、MACDインディケータが適用されているウィンドウを検索し、その結果を表示しています。
インディケータが適用されているウィンドウを検索する機能は、以下のような場合に役立ちます。
- よく使われるケース
- – 特定のインディケータがどのサブウィンドウに表示されているか確認したいとき
– 複数のサブウィンドウを管理する際に、特定のインディケータの表示場所を把握したいとき
– プログラムで動的にインディケータの適用状態を確認したいとき
これらのケースで、`WindowFind`関数を使うことで、効率的にインディケータの表示ウィンドウを検索して管理することができます。
まとめ
MetaTrader4の`WindowFind`関数を使えば、インディケータが適用されているウィンドウを簡単に検索できます。これにより、トレーダーはインディケータの表示状態を把握しやすくなり、取引の精度を向上させることができます。初心者の方も、この記事を参考にぜひインディケータの検索に挑戦してみてください。
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