MQL4の日時型から特定の値を取り出す方法

2024年7月27日

日時型から特定の値を取り出す

日時型から年、月、日、時、分、秒を取り出す方法

MQL4では、以下の関数を使用して日時型から年、月、日、時、分、秒を取り出すことができます:

  • `TimeYear(datetime value)`: 指定した日時の年を取得します。
  • `TimeMonth(datetime value)`: 指定した日時の月を取得します。
  • `TimeDay(datetime value)`: 指定した日時の日を取得します。
  • `TimeHour(datetime value)`: 指定した日時の時を取得します。
  • `TimeMinute(datetime value)`: 指定した日時の分を取得します。
  • `TimeSeconds(datetime value)`: 指定した日時の秒を取得します。

使用例とサンプルコード

以下のサンプルコードは、指定した日時から年、月、日、時、分、秒をそれぞれ取り出して表示する方法を示しています。

サンプルコード
void OnStart()
{
  // 指定した日時(例:2024年6月30日12時45分30秒)
  datetime specificTime = D’2024.06.30 12:45:30′;

  // 年、月、日、時、分、秒をそれぞれ取得
  int year = TimeYear(specificTime);
  int month = TimeMonth(specificTime);
  int day = TimeDay(specificTime);
  int hour = TimeHour(specificTime);
  int minute = TimeMinute(specificTime);
  int seconds = TimeSeconds(specificTime);

  // 取得した値を表示
  Print(“年: “, year);
  Print(“月: “, month);
  Print(“日: “, day);
  Print(“時: “, hour);
  Print(“分: “, minute);
  Print(“秒: “, seconds);
}

このコードを実行すると、ターミナルウィンドウに指定した日時から取得した年、月、日、時、分、秒がそれぞれ表示されます。

サンプルコードの実行結果

  • 年: 2024
  • 月: 6
  • 日: 30
  • 時: 12
  • 分: 45
  • 秒: 30

このように、日時型から特定の値を簡単に取り出すことができます。これを活用することで、トレード戦略を日時に基づいて柔軟に制御することが可能になります。次回は、日時の比較方法について詳しく見ていきます。

MQL4

Posted by 佐川直弘