StringTrim関数(MQL4)|文字列のトリミング

2024年10月1日

執筆者

佐川直弘(株式会社トリロジー取締役)

文字列のトリミング

StringTrimLeft および StringTrimRight 関数の使い方

MQL4では、文字列の先頭および末尾から不要なスペースを削除するために、`StringTrimLeft` 関数と `StringTrimRight` 関数を使用します。これらの関数を使用することで、文字列の前後にある余分なスペースを簡単に取り除くことができます。

StringTrimLeft 関数

`StringTrimLeft` 関数は、文字列の先頭からスペースを削除します。

  • string text = "   こんにちは";
  • string trimmedText = StringTrimLeft(text);
  • Print(trimmedText); // 出力: “こんにちは"

StringTrimRight 関数

`StringTrimRight` 関数は、文字列の末尾からスペースを削除します。

  • string text = “こんにちは   “;
  • string trimmedText = StringTrimRight(text);
  • Print(trimmedText); // 出力: “こんにちは"

前後のスペース削除方法

文字列の前後両方のスペースを削除するには、`StringTrimLeft` 関数と `StringTrimRight` 関数を組み合わせて使用します。

  • string text = "   こんにちは   “;
  • string trimmedText = StringTrimLeft(StringTrimRight(text));
  • Print(trimmedText); // 出力: “こんにちは"

まとめ

文字列のトリミングは、MQL4でのプログラミングにおいて役立つ技術です。`StringTrimLeft` 関数と `StringTrimRight` 関数を使用することで、文字列の先頭および末尾から不要なスペースを効率的に削除することができます。この技術を理解することで、文字列操作の精度と効率が向上します。

MQL4

Posted by 佐川直弘