StringFind関数(MQL4)|文字列の検索

2024年10月1日

執筆者

佐川直弘(株式会社トリロジー取締役)

部分文字列の検索

StringFind 関数の使い方

MQL4では、文字列内で特定の部分文字列を検索するために `StringFind` 関数を使用します。この関数は、検索対象の文字列が最初に見つかった位置(インデックス)を返します。見つからない場合は `-1` を返します。

  • string text = “MQL4プログラミング";
  • int index = StringFind(text, “プログラミング");
  • Print(index); // 出力: 4

インデックスの取得方法

`StringFind` 関数は、部分文字列が見つかった位置を返すため、結果として得られるインデックスを利用して、文字列の操作を行うことができます。以下に、実際の使用例を示します。

部分文字列の検索の例
void OnStart()
{
    string text = “MQL4プログラミング言語";
    string keyword = “プログラミング";
    int index = StringFind(text, keyword);

    if (index != -1)
    {
        Print(“キーワード '" + keyword + “' が見つかりました。位置: " + IntegerToString(index));
    }
    else
    {
        Print(“キーワード '" + keyword + “' は見つかりませんでした。");
    }
}

まとめ

文字列の検索は、MQL4でのプログラミングにおいて非常に重要な操作です。`StringFind` 関数を使用することで、特定の部分文字列を効率的に検索し、その位置を取得することができます。この技術をマスターすることで、より複雑な文字列操作を行うための基礎を築くことができます。

MQL4

Posted by 佐川直弘