ObjectName関数（MQL4）｜図形名称を取得
MetaTrader4（MT4）では、図形名称を取得することで、チャート上に表示されている図形の名前を確認することができます。この記事では、図形名称を取得する方法について、初心者向けにわかりやすく解説します。
Contents
ObjectName関数｜図形名称を取得する
図形名称を取得するには、`ObjectName`関数を使用します。この関数を使うことで、指定したインデックス番号に対応する図形の名称を取得することができます。
以下は、`ObjectName`関数の基本的な仕様です。
- ObjectName関数の仕様
- string ObjectName(
int index // インデックス番号
);
この関数は、指定したインデックス番号に対応する図形の名称を返します。エラーが発生した場合は、`GetLastError` 関数を使ってエラー情報を取得できます。
以下は、`ObjectName`関数を使って図形の名称を取得するサンプルコードです。
- 図形名称取得の例
- // ラベルオブジェクトを作成
ObjectCreate(“label_object", OBJ_LABEL, 0, 0, 0);
// 最初の図形の名称を取得して表示
Print(“Object name:" + ObjectName(0));
このサンプルコードでは、`label_object` という名前のラベルオブジェクトを作成し、その名称を取得して表示しています。
図形名称を取得する機能は、以下のような場合に役立ちます。
- よく使われるケース
- – チャート上に表示されている特定の図形を操作したいとき
– 図形の属性を動的に変更したいとき
– 図形のリストを作成して管理したいとき
これらのケースで、`ObjectName`関数を使うことで、効率的に図形の名称を取得して操作することができます。
まとめ
MetaTrader4の`ObjectName`関数を使えば、チャート上に表示されている図形の名称を簡単に取得できます。これにより、トレーダーは図形の管理がしやすくなり、取引の精度を向上させることができます。初心者の方も、この記事を参考にぜひ図形名称の取得に挑戦してみてください。