剰余(算術演算の基本)|MQL4プログラミング
執筆者
佐川直弘(株式会社トリロジー取締役)
剰余の求め方
剰余演算は、ある数値を別の数値で割ったときの余りを求める操作です。MQL4では、剰余演算子 % を使います。以下に具体例を示します。
- 例: 25を7で割った余りを求める場合
- int dividend = 25;
int divisor = 7;
int remainder = dividend % divisor;
Print('剰余結果: ', remainder);
剰余の利用例
剰余演算は、特定の条件を満たすかどうかをチェックするためによく使われます。例えば、数値が偶数か奇数かを判定する場合に利用できます。
- 例: 数値が偶数か奇数かを判定する
- int number = 10;
if (number % 2 == 0) {
Print('偶数です’);
} else {
Print('奇数です’);
}
他にも、ループ処理の中で特定の回数ごとに処理を行いたい場合などにも剰余演算を利用できます。例えば、10回のループの中で3回ごとに特定の処理を実行するコードは以下の通りです。
- 例:10回のループの中で3回ごとに特定の処理を実行するコード
- for (int i = 1; i <= 10; i++) {
if (i % 3 == 0) {
Print(i, 'は3の倍数です’);
}
}
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