MathSin、MathCos、MathTan関数(MQL4)|三角関数
執筆者
佐川直弘(株式会社トリロジー取締役)
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三角関数の基本
三角関数は、角度とその角度に対する直角三角形の辺の比を計算するための関数です。MQL4では、三角関数を使用するためにMathSin、MathCos、MathTanなどの関数を使用します。以下に具体例を示します。
- 例: 30度のサイン、コサイン、タンジェントを計算する場合
- double angle = 30 * M_PI / 180; // 角度をラジアンに変換
double sinValue = MathSin(angle);
double cosValue = MathCos(angle);
double tanValue = MathTan(angle);
Print('サイン: ', sinValue);
Print('コサイン: ', cosValue);
Print('タンジェント: ', tanValue);
三角関数の活用場面
三角関数は、波動分析や周期的なデータの解析に役立ちます。金融市場では、テクニカル分析やアルゴリズム取引において使用されることがあります。例えば、サイクル理論やトレンド分析に応用できます。
- 例: サイクル分析のための三角関数の使用
- double time = 1.0;
double amplitude = 2.0;
double cycleValue = amplitude * MathSin(2 * M_PI * time / 360);
Print('サイクル値: ', cycleValue);
サイクル分析では、周期的なパターンを特定するために三角関数を使用します。
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