MathLog関数(MQL4)|対数と指数
執筆者
佐川直弘(株式会社トリロジー取締役)
Contents
対数の求め方
対数は、ある数値が特定の基数に対して何回乗算されたかを求める操作です。MQL4では、対数を求めるためにMathLog関数を使用します。以下に具体例を示します。
- 例: 100の自然対数を計算する場合
- double value = 100;
double logValue = MathLog(value);
Print('自然対数: ', logValue);
指数の求め方
指数は、ある基数を特定の数だけ乗算した結果を求める操作です。MQL4では、指数を求めるためにMathExp関数を使用します。以下に具体例を示します。
- 例: 自然対数の底eの2乗を計算する場合
- double exponent = 2;
double expValue = MathExp(exponent);
Print('指数: ', expValue);
数と指数の応用
対数と指数は、金融計算や統計分析において非常に重要です。例えば、対数は、リターンの計算やリスク評価に使用され、指数は、成長率や複利計算に使用されます。
- 例: 対数リターンの計算
- double initialPrice = 100;
double finalPrice = 120;
double logReturn = MathLog(finalPrice / initialPrice);
Print('対数リターン: ', logReturn);
対数リターンは、投資のリターンを評価するために使用される手法の一つです。
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