MQL4の日時の比較方法
執筆者
佐川直弘(株式会社トリロジー取締役)
日時の比較
2つの日時を比較する方法
MQL4では、日時型(datetime)同士を比較するために、以下の比較演算子を使用できます。
- == 等しい
- != 等しくない
- < 小さい
- <= 小さいか等しい
- > 大きい
- >= 大きいか等しい
これらの演算子を使用することで、日時の大小を簡単に比較することができます。
使用例とサンプルコード
以下のサンプルコードは、2つの日時を比較して、その結果を表示する方法を示しています。
- サンプルコード
- void OnStart()
{
// 2つの日時を定義(例:2024年6月30日12時45分30秒と2024年6月30日15時30分00秒)
datetime time1 = D’2024.06.30 12:45:30′;
datetime time2 = D’2024.06.30 15:30:00′;
// 日時の比較
if(time1 == time2)
Print(“time1 と time2 は等しい");
else if(time1 != time2)
Print(“time1 と time2 は等しくない");
if(time1 < time2)
Print(“time1 は time2 より小さい");
else if(time1 <= time2)
Print(“time1 は time2 より小さいか等しい");
if(time1 > time2)
Print(“time1 は time2 より大きい");
else if(time1 >= time2)
Print(“time1 は time2 より大きいか等しい");
}
このコードを実行すると、ターミナルウィンドウに2つの日時の比較結果が表示されます。
サンプルコードの実行結果
time1 と time2 は等しくない
time1 は time2 より小さい
time1 は time2 より小さいか等しい
このように、MQL4では簡単に日時の大小を比較することができます。これを活用することで、トレード戦略を日時に基づいて柔軟に制御することが可能になります。
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