IsConnected関数（MQL4）｜サーバーとの接続状態を確認

2024年8月29日2024年10月1日

執筆者

佐川直弘（株式会社トリロジー取締役）

MetaTrader4（MT4）は、多くのトレーダーに利用されているトレーディングプラットフォームです。このプラットフォームでは、サーバとの接続状態を確認することができます。特に初心者にとっても簡単に行える方法があります。本記事では、MT4で接続状態を確認するための方法について詳しく説明します。

Contents

IsConnected関数｜サーバーとの接続状態を確認する方法

MT4では、サーバとの接続状態を確認するために `IsConnected` 関数を使用します。この関数は、クライアント端末とサーバの間の接続状態をチェックします。以下に関数の仕様とサンプルコードを示します。

この関数は引数を取らず、サーバとの接続ができている場合は `true` を、接続ができていない場合は `false` を返します。

以下のサンプルコードを使って、MT4で接続状態を確認することができます。

サンプルコード: // サーバとの接続状態を確認して表示するサンプルコード
if(!IsConnected())
Print(“Not connected to the server.");
else
Print(“Connected to the server.");

上記のコードを実行すると、接続状態に応じて以下のいずれかのメッセージがターミナルに表示されます。

MT4でサーバとの接続状態を確認することは、特にトレード実行やデータ取得において重要です。例えば、接続状態をチェックすることで、サーバに接続されていない場合に適切な対処を行うことができます。

以下は、MT4で接続状態を確認する簡単なエキスパートアドバイザー（EA）の例です。

EA（mql4スクリプト）の例: //+——————————————————————+
//| CheckConnection.mq4 |
//| Copyright 2024, Your Name |
//| https://yourwebsite.com |
//+——————————————————————+
#property strict

//+——————————————————————+
//| Expert initialization function |
//+——————————————————————+
int OnInit()
{
// サーバとの接続状態を確認して表示するサンプルコード
if(!IsConnected())
Print(“Not connected to the server.");
else
Print(“Connected to the server.");

// EAの初期化が成功したことを示す
return(INIT_SUCCEEDED);
}
//+——————————————————————+
//| Expert deinitialization function |
//+——————————————————————+
void OnDeinit(const int reason)
{
// EAが終了する際に必要な処理をここに記述します
}
//+——————————————————————+
//| Expert tick function |
//+——————————————————————+
void OnTick()
{
// 各ティックごとに実行されるコードをここに記述します
}
//+——————————————————————+