ハイウォーターマーク方式とは

2024年6月12日

ハイウォーターマーク(High-Water Mark)とは、特にヘッジファンドや投資ファンドにおいて用いられる報酬体系の一つで、ファンドマネージャーの業績報酬を決定する基準として使われます。この報酬体系は、投資家にとって最もフェアな報酬の支払いの仕組みとして知られています。以下に、ハイウォーターマークの仕組みとその意義について詳しく説明します。

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ハイウォーターマークの基本概念

ハイウォーターマークとは、ファンドが過去に達成した最高の評価額を基準とする仕組みです。具体的には、ファンドマネージャーが成功報酬を受け取るためには、ファンドの価値が以前の最高評価額(ハイウォーターマーク)を上回らなければなりません。このことから、ハイウォーターマーク方式は、投資家にとって最もフェアな報酬支払の仕組みと言えます。

仕組みの詳細

初期投資額の設定
例えば、投資家がファンドに100万円を投資したとします。この100万円が初期投資額となります。
ファンドの成績
ファンドが成長し、資産価値が150万円になった場合、ハイウォーターマークは150万円となります。この時点で、ファンドマネージャーはその成績(50万円分の利益)に基づき成功報酬を受け取ります。
評価額の低下
次に、ファンドの資産価値が150万円から120万円に下がったとします。この場合、ハイウォーターマークは依然として150万円のままです。ハイウォーターマークを超えていないので、投資家は成功報酬を支払う必要はありません。
成績が再度向上
ファンドの資産価値が再び上昇し、140万円になった場合でも、ハイウォーターマークの150万円を超えていないため、ファンドマネージャーは成功報酬を受け取れません。もしファンドの資産価値が150万円を超え、160万円になった場合、ハイウォーターマークを超過した分の10万円に対して成功報酬が発生します。

ハイウォーターマークの意義

投資家保護
ハイウォーターマークは、投資家が一度達成された価値以上の成果がない限り、ファンドマネージャーに追加の成功報酬を支払う必要がないため、投資家を保護する視点から重要です。
ファンドマネージャーのインセンティブ
この仕組みは、ファンドマネージャーに対して持続的なパフォーマンスを促すインセンティブを提供します。単に一時的な成績向上ではなく、長期的な利益を追求する動機付けとなります。
公平性の確保
ファンドの価値が下がった場合、再度上昇しても過去の最高値を超えない限り報酬が発生しないため、ファンドマネージャーにとっても投資家にとっても公平な報酬体系と言えます。

ハイウォーターマークの計算例

稼ぐロボATの場合
稼ぐロボATの成功報酬は20%です。例えば、100万円で運用を開始したとしましょう。1ヶ月目に5万円勝った場合、運用者に支払うべき成功報酬は1万円(=5万円の20%)となり、口座残高は104万円となります。ここで次月以降のハイウォーターマークは、104万円に設定されます。2ヶ月目、少し負けてしまい102万円になったとします。口座残高が直近の最高値(ハイウォーターマーク)を更新していないので、成功報酬は発生しません。ハイウォーターマークは104万円のままです。3か月目、1万円分の利益が上乗せされ、口座残高は103万円となりました。しかし、ハイウォーターマーク(=104万円)を超えていないので、成功報酬は発生しません。なぜなら、過去の口座残高が直近の最高値(=ハイウォーターマーク)を超えていないためです。4ヶ月目、6万円分の利益が上乗せされ、口座残高が109万円になりました。この場合、この6万円に対して成功報酬が発生するのではなく、直近のハイウォーターマーク(=104万円)からの増加分である5万円に対し成功報酬が発生します。成功報酬は20%なので1万円です。最新のハイウォーターマークは、成功報酬を引いた108万円に再設定されます。

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まとめ

ハイウォーターマークは、ファンドのパフォーマンスが一定の基準を超えない限り、ファンドマネージャーに成功報酬が支払われない仕組みです。これにより、投資家はファンドの成績が一時的に低下しても、再び高い成果を上げるまで余計な報酬を支払う必要がなくなります。この仕組みは、投資家とファンドマネージャーの間での信頼関係を強化し、長期的な投資パフォーマンスの向上を目指すための重要な要素となっています。

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