DayOfYear関数・TimeDayOfYear関数(MQL4)|年の中の何日目かを取得
執筆者
佐川直弘(株式会社トリロジー取締役)
年の中の何日目かを取得する
DayOfYear関数とTimeDayOfYear関数の使い方
現在の日数の取得 (DayOfYear)
DayOfYear関数は、現在の日付が年の中で何日目にあたるかを取得します。この関数は引数を必要とせず、簡単に使用できます。
- int todayDayOfYear = DayOfYear();
- Print(“今日の日数: “, todayDayOfYear);
指定した日時の日数の取得 (TimeDayOfYear)
TimeDayOfYear関数は、指定した日時が年の中で何日目にあたるかを取得します。この関数は日時型(datetime)の引数を取ります。
- datetime specificDate = D’2024.06.30 00:00′;
- int specificDayOfYear = TimeDayOfYear(specificDate);
- Print(“指定した日付の日数: “, specificDayOfYear);
使用例とサンプルコード
以下のサンプルコードは、現在の日数と指定した日付の日数を取得して表示する方法を示しています。
- サンプルコード
- void OnStart()
{
// 現在の日数を取得
int todayDayOfYear = DayOfYear();
Print(“今日の日数: “, todayDayOfYear);
// 指定した日付の日数を取得(例:2024年6月30日)
datetime specificDate = D’2024.06.30 00:00′;
int specificDayOfYear = TimeDayOfYear(specificDate);
Print(“指定した日付の日数: “, specificDayOfYear);
}
このコードを実行すると、ターミナルウィンドウに現在の日数と指定した日付の日数がそれぞれ表示されます。
サンプルコードの実行結果
- 今日の日数: 181(例)
- 指定した日付の日数: 182
このように、MQL4では簡単に現在の日数や特定の日付の日数を取得することができます。これを活用することで、トレード戦略を特定の日数に基づいて柔軟に制御することが可能になります。
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