文字列の基本操作
執筆者
佐川直弘(株式会社トリロジー取締役)
文字列の定義と初期化
文字列型の宣言方法
MQL4では、文字列型のデータを`string`型として宣言します。これは、プログラム内で文字列データを扱うために必要な基本操作です。以下に、文字列型の宣言方法を示します。
- string myString;
文字列の初期化
文字列変数を宣言した後、特定の値を代入して初期化することができます。初期化の方法はいくつかありますが、最も基本的な方法を以下に示します。
- string myString = “こんにちは、世界!";
例:文字列の定義と初期化
実際のトレーディングシステムでは、文字列操作が様々な場面で役立ちます。例えば、ログメッセージを表示する際に文字列を使用することが一般的です。
- 例:ログメッセージを表示
- void OnStart()
{
string greeting = “システム開始:";
string currentTime = TimeToString(TimeCurrent(), TIME_DATE | TIME_MINUTES);
Print(greeting + currentTime);
}
まとめ
MQL4における文字列の定義と初期化は、プログラム内で文字列データを扱うための基本的な操作です。これらの基本操作を理解することで、より複雑な文字列操作を行うための基礎を築くことができます。次回は、文字列の結合やその他の基本操作について詳しく見ていきましょう。
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