AccountCredit関数（MQL4）｜口座のクレジット
執筆者
佐川直弘（株式会社トリロジー取締役）
MetaTrader 4（MT4）でトレードを行う際には、口座のクレジットを把握することが重要です。クレジットは、ブローカーから提供されるボーナスや借入金額を示し、トレーディング資金の一部として使用できます。MQL4では、`AccountCredit` 関数を使用して口座のクレジットを簡単に取得できます。
AccountCredit関数を使って口座のクレジットを取得する方法
コード例
- スクリプトの例
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//| AccountCredit.mq4 |
//| Copyright 2024, MetaQuotes Software Corp. |
//| https://www.metaquotes.net |
//+——————————————————————+
void OnStart()
{
// クレジットを取得
double credit = AccountCredit();
// クレジットを表示
Print(“クレジット: “, credit);
}
//+——————————————————————+
コードの解説
- void OnStart()
- この関数はスクリプトが開始されるときに最初に呼び出されます。
- double credit = AccountCredit();
- `AccountCredit` 関数を使用して、クレジットを取得し、それを `credit` 変数に格納します。
- Print(“クレジット: “, credit);
- `Print` 関数を使用して、取得したクレジットをターミナルウィンドウに表示します。
活用方法
クレジットを取得することは、以下のような状況で非常に役立ちます。
- トレード資金の把握: クレジットを確認することで、利用可能なトレード資金を正確に把握できます。
- 資金管理: クレジットを含めた総資金を基に、適切な資金管理が可能になります。
- 自動売買システム: 自動売買システムにクレジット情報を組み込むことで、システムが現在の総資金に基づいてトレードを調整することができます。
クレジットを取得する方法を理解することで、より効果的なトレード管理が可能になります。次回のトレードから、是非この方法を活用してみてください。