WindowTimeOnDropped関数|システムをドラッグした箇所の日時を取得

MetaTrader4(MT4)では、システムをチャートに適用する際にドラッグした箇所の日時を取得することで、特定の位置の日時を確認することができます。この記事では、システムをドラッグした箇所の日時を取得する方法について、初心者向けにわかりやすく解説します。

WindowTimeOnDropped関数|システムをドラッグした箇所の日時を取得する方法

システムをチャートに適用する際にドラッグした箇所の日時を取得するには、`WindowTimeOnDropped`関数を使用します。この関数を使うことで、システムがドラッグされた箇所の日時を取得することができます。

以下は、`WindowTimeOnDropped`関数の基本的な仕様です。

WindowTimeOnDropped関数の仕様
datetime WindowTimeOnDropped();

この関数は、システムをマウスでドラッグした箇所の日時を返します。

以下は、`WindowTimeOnDropped`関数を使ってシステムをドラッグした箇所の日時を取得するサンプルコードです。

ドラッグ箇所の日時取得の例
// システムがドラッグされた箇所の価格を取得
double drop_price = WindowPriceOnDropped();
datetime drop_time = WindowTimeOnDropped();
if(drop_time > 0) {
    ObjectCreate(“Price line at drop point", OBJ_HLINE, 0, drop_price);
    ObjectCreate(“Time line at drop point", OBJ_VLINE, 0, drop_time);}

このサンプルコードでは、`WindowTimeOnDropped`関数を使ってシステムがドラッグされた箇所の日時を取得し、その日時に基づいて水平線(HLINE)オブジェクトと垂直線(VLINE)オブジェクトを作成しています。

システムをドラッグした箇所の日時を取得する機能は、以下のような場合に役立ちます。

よく使われるケース
– チャート上の特定の位置の日時を確認したいとき
– システムを適用する際に、その位置の日時を記録したいとき
– プログラムで動的にドラッグ位置の日時を利用したいとき

これらのケースで、`WindowTimeOnDropped`関数を使うことで、効率的にドラッグ箇所の日時を取得することができます。

まとめ

MetaTrader4の`WindowTimeOnDropped`関数を使えば、システムをドラッグした箇所の日時を簡単に取得できます。これにより、トレーダーは特定の位置の日時を把握しやすくなり、取引の精度を向上させることができます。初心者の方も、この記事を参考にぜひドラッグ箇所の日時取得に挑戦してみてください。

MQL4

Posted by 佐川直弘